※2021.10.16 ダッククリーク(ティッカー:DCT)の決算を受け、銘柄を入替
※2021.10.16 データを更新
こんにちは、赤虎です。
最近、プラットフォームのコア銘柄として投資していたズーム・ビデオが決算をミスる、という残念な出来事がありました。
過去9回の決算を問題なくクリアしてきている銘柄で、決算ミスは全く想定外(成長の減速はビジネスモデルの過渡期であり、想定していましたが)MyPF内でのNo.1シェアだったこともあり、実際結構痛かったのですが、過ぎたことを後悔しても仕方ありません。
改めて、次のテンバガー候補を探すため、ピカピカ銘柄の物色を始めました。
まずは私の好きな事業領域である「B2B(法人)向けのIT関連事業」が中心です。
今回は、次の押し目でINしたい、以下の3つの条件に当てはまる銘柄をまとめてみました。
- IPO後2-3年以内のまだ若い銘柄
- 決算がピカピカ(IPO後1度もミスしていないか、直近3回の決算でノーミス)な銘柄
- 今後大きな成長が期待できる事業領域で既に実績がある企業
次の投資先の参考になれば幸いです。
では、よろしくお願いします。
テンバガー銘柄について知っておきたいこと
テンバガー銘柄をはじめから狙いうちすることはできません。
けれども、IPOからテンバガーになっていく過程では当然、2倍になり、3倍になり、・・・みんな同じ道筋をたどります。
じっちゃま語録の中で、テンバガーを表現している下り、有名なところで行くとこのあたりでしょうか。
労力の80%くらいを使ってるのは決算の精査。良い決算だったら買う、悪い決算だったら売る。これを励行するだけで、テンバガーを見逃すことはありません。しかしテンバガー1日にしてならず。全部で12回くらいの決算がパーフェクトである必要がある。
テンバガーとよばれる大化け株になる会社は「好決算の発表」+「公募の発表」の繰り返しで大きくなることが多い。公募=売りというような間違った先入観を持たないでください。特に、IPOして数年しか経っていないような若い会社が公募増資をするとき、それは、「買い」です。
「テンバガー(10倍株)の発掘の仕方は、ひとつしかない。それははじめから10倍になるとおぼしきポテンシャルのある株に賭けることでは断じてない! =これは即死パターン。そうではなくて、小さな勝ちを、次も、その次も、その次も、その次もコンスタントに出せるヤツに賭けるということ。」
オニールによると、ある企業の株価上昇の大部分はIPOして数年以内に達成されてしまうことが多い。つまり10倍株を探すならIPOして間もない会社にフォーカスしたほうがいいということ。あとは毎期の決算を精査。
つまるところ、決算をミスせずにただひたすら良い決算を出し続けた若い銘柄をガッチリホールドしておけば、そうでない銘柄に賭けるよりもしっかり育ってくれる確率は高い、ということです。
毎年、たくさんの会社がIPOするわけですから、途中で決算をしくじったら、また新たな投資先を探せばいいだけです。テンバガーはあくまで結果論と思って、気持ちをラクに投資先を探していきましょう。
言うまでもありませんが、「良い決算」とは、「EPS」、「売上高」、「ガイダンス」の3つが全てコンセンサス予想を上回っている決算を指します。一つでも×だったら、それは「悪い決算」です。
2021年下期~2022年に向けて仕込みたい10銘柄
今回ご紹介するピカピカ10銘柄を整理します。
ここでリストアップした10銘柄は、いずれも先述の3条件に合致している有望株です。
ティッカー | 事業領域 |
---|---|
DLO | 新興市場向け決済サービスプラットフォーム |
ZI | 営業・マーケティング効率化ソリューション |
DDOG | ITシステム運用監視プラットフォーム |
OLO | レストラン向けSaaS |
NCNO | 金融機関向けSaaS |
CFLT※ | リアルタイムデータ分析 |
BIGC | eコマースプラットフォーム |
ASAN | ワークマネジメントSaaS |
SNOW | クラウドデータウェアハウス |
U | ゲーム開発者向け(3D)ソリューション |
※2021.10.16 ダッククリーク(DCT)と入替え
上記の銘柄について、決算の実績、上場来の株価の動きをまとめます。
上場日、決算実績

10銘柄を上場日の古い順に並べてみました。
どの銘柄も今までの決算についてはクリアしてきています。
SNOWのみ、IPO後初の決算でEPSをミスしていますが、その後の3回の決算はいずれも好決算を出していますので、禊は済んだと考えます。
上場来騰落率

上場来騰落率(2021年9月3日終値との比較)を並べてみました。
直近の好決算で株価が跳ねたDDOG、ASANが騰落率上位にいます。
時価総額・平均出来高

時価総額と平均出来高を一覧にしてみました。(データはTradingView参照)
リスクとリターンは表裏一体ですが、視聴率(出来高)の小さい銘柄は過去に結構なトラウマがあったりするので若干腰が引けてしまうところがあります・・・。本当に良い銘柄ならその分チャンスが大きいとも言えるのですが。
各銘柄の概要と直近決算
各銘柄の事業内容と、直近の決算サマリを確認します。
DLocal Limited(ディーローカル)
dLocal は、ウルグアイのフィンテック企業です。世界の商人を新興市場に結びつける国境を越えた支払いを提供します。 2016 年にスタートアップとして設立され、すぐにウルグアイ初のユニコーンになりました。同社はモンテビデオ、サンパウロ、サンフランシスコ、ロンドン、テルアビブ、深センにオフィスを構えています。~Wikipedia(英語)より引用~

ZoomInfo Technologies Inc.(ズームインフォ)
ZoomInfoは、B2BのセールスおよびマーケティングチームのためのGo-to-Market Intelligenceプラットフォームです。統合されたクラウドベースのプラットフォームは、売り手とマーケティング担当者に包括的な情報を提供し、潜在的な新規顧客の発掘を支援します。~Wikipedia(英語)より引用~


Datadog, Inc.(データドッグ)
Datadogは、クラウド規模のアプリケーションのためのデータ観測サービスで、SaaSベースのデータ分析プラットフォームを通じて、サーバー、データベース、ツール、サービスの監視を提供しています。~Wikipedia(英語)より引用~


Olo Inc.(オーロ)
Olo社は、ニューヨークを拠点とするB2B SaaS企業で、レストラン向けのデジタル注文・デリバリープログラムを開発しています。同社のプラットフォームでは、顧客は、ブランド独自のウェブサイトやアプリ、サードパーティのマーケットプレイス、ソーシャルメディアのプラットフォーム、スマートスピーカー、ホームアシスタントなど、複数の起点からレストランの注文を行うことができます。また、レストランに注文分析などのサービスを提供しています。~Wikipedia(英語)より引用~

nCino, Inc.(エヌシーノ)
nCinoは、Chip MahanとNeil Underwoodによって2012年に設立された金融テクノロジー企業です。nCinoの顧客には、TD Bank、Truist Financial、Santander Bankなどが含まれます。nCinoの戦略的パートナーには、Accenture、Deloitte Digital、PwC、West Monroe Partnersなどが含まれます。nCino社の主力製品であるBank Operating Systemは、Commercial, Small Business, Retailの各事業ラインに対応しています。nCino Bank Operating System」は、ローン組成、ポートフォリオ分析、コンプライアンス・リスク管理、デジタル・カスタマー・エンゲージメント、カスタマー・リレーションシップ・マネジメント(CRM)、顧客のオンボーディング、預金口座開設、ビジネス・プロセス・オートメーション、エンタープライズ・コンテンツ・マネジメントなどの機能を備えています。~Wikipedia(英語)より引用~

Confluent,Inc.(コンフルエント)
Confluent, Inc.は、データ・イン・モーションのためのクラウド・ネイティブ・プラットフォームの開発に従事しており、米国および国際的に、リアルタイム・ストリームを中心に企業のアプリケーションを接続することを支援しています。同社は、コミュニティ分散型イベントストリーミングプラットフォームであるApache Kafkaを提供しています。また、同社の製品には、ユーザー企業のデータを接続して処理するApache KafkaのマネージドクラウドネイティブサービスであるConfluent Cloud、顧客体験やデータドリブンなオペレーションのために組織全体からのストリーミングデータをリアルタイムで接続、処理、反応させるためのセルフマネージドプラットフォームであるConfluent platform、ユーザーがリアルタイムアプリケーションを構築できるksqlDB、Confluent hubなどがあります。


BigCommerce Holdings, Inc.(ビッグコマース)
BigCommerceはNASDAQに上場しているeコマースプラットフォームで、小売業者にサービスとしてのソフトウェアを提供しています。 同社のプラットフォームには、オンラインストアの作成、検索エンジンの最適化、ホスティング、中小企業向けのマーケティングとセキュリティが含まれています。~WikiPedia(英語)より引用~

Asana, Inc.(アサナ)
Asanaは、チームのコラボレーションと作業管理を改善するために設計されたSoftware-as-a-Serviceです。同名の会社(Asana, Inc.)が制作しています。チームがプロジェクトやタスクをひとつのツールで管理できるようにします。チームは、プロジェクトの作成、チームメイトへの仕事の割り当て、期限の指定、タスクに関するコミュニケーションをAsanaで直接行うことができます。また、レポートツール、ファイル添付、カレンダーなどの機能も備えています。~Wikipedia(英語)より引用~

Snowflake Inc.(スノーフレーク)
Snowflakeは、一般的に「data warehouse-as-a-service」と呼ばれる、クラウドベースのデータストレージおよび分析サービスを提供しています。 企業のユーザーは、クラウドベースのハードウェアおよびソフトウェアを使用してデータを保存し、分析することができます。Snowflakeは、2014年からAmazon S3上で、2018年からMicrosoft Azure上で、2019年からGoogle Cloud Platform上で稼働しています。 同社は、クラウドベースのデータプラットフォームを構築・完成させることで、データウェアハウス業界を復活させたと言われています。 Google、Amazon、Microsoftよりも先に、コンピュータのデータストレージをコンピューティングから切り離すことができました。同社は、Forbes Cloud 100の1位にランクインしている。~Wikipedia(英語)より引用~

Unity Software Inc.(ユニティ・ソフトウェア)
Unity Software Inc. (ユニティ・テクノロジーズとして活動)は、サンフランシスコに本社を置くアメリカのゲームソフトウェア開発会社です。2004年にデンマークでOver the Edge Entertainment(OTEE)として設立され、2007年に社名を変更しました。ユニティ・テクノロジーズは、ビデオゲームなどの制作に使用される、ライセンスされたゲームエンジン「Unity」の開発で知られています。ユニティの名を冠したプラットフォームは、2次元、3次元、仮想現実、拡張現実のビデオゲームやその他のシミュレーションの作成に使用されています。~Wikipedia(英語)より引用~

まとめ:この中から次のテンバガー銘柄が出るかも!?
ここまで、楽天証券で買える「次のテンバガー候補銘柄10選」を紹介してきました。
私も、今回(起こるかどうかはまだわかりませんが)テーパリングの開始に伴う市場のギクシャクが解消されたら、こうした銘柄の中からいくつかの銘柄に投資をしてみたいと考えています。


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ではまた(-ω-)/
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