こんにちは、赤虎です。
今回の記事では、私がインプット時に使っている便利なWebサイトやツールを3つ紹介します。
※(2021.8.22追記)随時、米国株投資に便利なツールを追記していきます!
私も米国個別株投資を始めてから様々なツールを使ってきましたが、現在はこの3つを組み合わせて使用するパターンに落ち着いています。
中には英語のサイトもありますが、グーグル翻訳などを駆使すれば概ね必要な情報は取れますので、特に分析ツールなど探している方は一度試してみると良いかなと思います。
今回紹介するツールは以下の通りです。
- Trading View
- Seeking Alpha
- finviz
※2021.8.22追記
- docoh(個別銘柄ETF保有、機関投資家動向、Reddit動向)
- DeepL(超高性能AI自動翻訳)
米国株投資家向けツールその1「チャート分析」
個別株投資を始めてしばらくすると、「買い時」「売り時」を見極めるための”よりどころ”が欲しくなってきます。(私はそうでした)
長期目線で見ると、多少の買値、売値の差は誤差でしかないこともあるのですが、それでもできるだけ安く買って、できるだけ高く売りたい、のは当たり前ですよね。
また、長期トレンドなどを確認するのにもチャートは見れないよりも見れた方が良い。
私が使っているツールはこちらになります。
Trading View(トレーディング・ビュー)
TradingView(トレーディングビュー)は無料で使えるチャート分析ツールです。100種類以上のインジケーター(移動平均線やMACD、RSIなどのテクニカル分析ツール)と様々な描画ツール(線を引いたり、物差しでUp/Downを計算したり)を標準で搭載しています。
月額料金無料で使える「BASIC」プランから「PRO($179/年)」「PRO+($359/年)」「PREMIUM($719/年)」の4種類のプランがあり、私は「PRO」プランを使っています。
Trading Viewおすすめのポイント
- スマホアプリでもチャートが見やすい
- 少し月額料金を出せばリアルタイムのプレマーケットやアフターマーケットの株価も表示できる
- テクニカル分析のリコメンドや各指標が整理されていて参考になる
- 「PRO」プラン以降は銘柄を複数のグループ分け(ウォッチリスト)して整理できるので便利
- 複数のチャートパターンを保存できる
- ブログや個人の投資記録などにチャート画像をキャプチャして使えるので便利
チャートを表示してくれるツールはたくさんあるのですが、TradingViewはコストと機能のバランスが良いです。
スマホでのテクニカル分析ツールの表示方法
使い始めてしばらくして、「スマホアプリで収益やパフォーマンスなどの各種指標をどうやって見るのか」迷ったことがありましたので、参考情報として書いておきます。
上の画像はアップルの銘柄情報を表示していますが、画面右下にテクニカル分析の結果や、決算の情報などが表示されています。
サクッと企業の情報を参照するには便利な機能なのですが、スマホのアプリでの表示のさせ方が見つけられずに困りました。
スマホでの個別詳細情報の表示手順は以下の通りです。
- リストから個別銘柄を選択し、チャートを表示
- 銘柄名の部分をタップ
- 銘柄名の右側に表示される「…」をタップ
- 「シンボル情報」をタップ
これで、スマホでも銘柄の詳細情報を参照できます。
米国株投資家向けツールその2「決算情報」
個別株に投資をする場合、年に4回訪れる「決算情報」を確認し、分析することは必須のアクティビティとなります。
SECのサイト(EDGAR)や、各企業のIRのサイトで確認できるのはもちろんですが、過去の決算情報を全て網羅するのはなかなか骨の折れる作業です。
そういった投資家の悩みを解決してくれるツールが「Seeking Alpha」です。
Seeking Alpha(シーキング・アルファ)
Seeking Alpha(シーキング・アルファ)は、様々な個人投資家やライターによるコンテンツが充実している金融メディアです。
もちろん、そういったコンテンツはとても参考になるものなのですが、私が最も便利だと感じているのは過去の決算の情報を参照できること。
無料のプランでも、過去4回(サマリーは8回)の決算について「予想を上回った(beat)」のか、「予想を下回った(Miss)」のかを一目で確認することができます。
基本的には英語のサイトですが、Google翻訳で日本語に全て翻訳してくれるので、英語が苦手な方でも使えると思います。
米国株投資家向けツールその3「トレンド把握と銘柄スクリーニング」
銘柄選定は個別株投資の楽しみの一つですが、膨大な数の中からキラリと光る有望銘柄を探し出すのは大変です。
そんな時に、力になってくれるのが「有望銘柄を絞り込んでくれる(スクリーニング)ツール」です。
そんなスクリーニングツールの中で、私が最近愛用しているのが「finbiz」です。
finbiz(フィンビズ)
finbiz(フィンビズ)はスクリーニングツールというよりも、米国株の騰落率、パフォーマンスが一目でわかる「無料ヒートマップツール」として良く知られているかもしれません。
このヒートマップの機能も、一目でセクター毎にトレンドが把握できるのでとても有用です。
私はこのヒートマップを起点に、以下のような形で定期的にスクリーニングをしています。
- ヒートマップを俯瞰して、セクター毎の強弱を把握
- 各セクターのインデックス(TECHNOLOGY(テクノロジー)やFINANCIAL(金融)など)の上をクリックして、セクター毎の各銘柄の情報を把握
- さらに詳細にフィルターを掛けて、銘柄をピックアップ
- ピックアップした銘柄について「Seeking Alpha」等で決算情報を確認
- ピックアップした銘柄について「Trading View」でチャートを確認
この流れが現在は定着して、finbizが銘柄分析の起点として便利に活用できています。
まとめ:3つのツールを活用して楽しく銘柄選び!
今回は3つの便利なツールを紹介しました。
他にも高機能なツールはたくさんありますが、まずは無料で使えるこういったツールを活用して自分なりの銘柄分析のスタイルを作ってから、必要なツールを試してみるのが良いのではないでしょうか。
オマケ:その他お役立ちサイト(2021.8.22追記)
その他、追加で使用するようになったツールを随時追記します。
docoh
2019年から公開されている個別株分析のお役立ちツールです。
ポートフォリオの管理、銘柄概要、ニュース、財務情報のチェック、決算レポートの確認など、一通り基本的な機能は網羅されていますが、特に有益だと思うのが、以下の3つ。
- ETFの保有割合の確認
- 機関投資家の動向
- Reddit(米国のSNSで”Wallstreet Bets”と言われる株式投資コミュニティが有名)のつぶやきの確認
です。
ETF保有割合の確認
指定した銘柄が含まれているETFを一覧で確認することができます。
ETF中心に投資している方にも参考になる情報ですね。
機関投資家の保有割合、動向の確認
機関投資家の保有割合や、動向を確認できます。
機関投資家の保有割合が増えると値動きも安定するので、長期投資家には気になるポイントですね。画像はパランティア(ティッカー:PLTR)ですが現在の機関投資家の保有割合は34.1%となっています。
より詳細に確認したい場合は「Institutional」のリンクから売買動向などの詳細が確認できます。
Redditの動向の確認
Redditという米国のSNSで話題になっている状況などが確認できます。
米国株投資において、(本筋かどうかは別として)SNSの動向は知っておいて損はない情報です。特にデイトレや短期投資の場合は特にそうだと思います。
DeepL/DeepL Pro
DeepLは世界各地で使用されている、世界最高レベルの機械翻訳サービスです。
ホームページ上では、現在の代表的な翻訳ツールであるGoogle、Amazon、Microsoftとの比較で3倍以上優れていることが紹介されています。
私も初めは半信半疑で使ってみましたが、はっきり言って”超”素晴らしいです。
米国株に投資する上で、個別銘柄の決算プレゼンテーションや、Earnings Callのスクリプトの長文を読み込むのは必須と言えますが、これを原文で読みこむのはよほど英語に自信のある人以外は、少なからず苦労するものと思います。
DeepLさえあれば、あっという間にこの悩みから解放されます。
無料版の場合はテキスト翻訳に5,000文字/回という制限があるので、スクリプト全文などを一気に翻訳することはできません。制限なしにするにはProプラン(750円/月)のサブスクを契約することになります。
私は現在はProプランを契約して使用しています。
英語がハードルに感じている方は、まずは無料プランから使ってみてください。
悩みはきれいさっぱり解消するはずです。
&投資は自己責任でお願いします!
ではまた(-ω-)/
私も使っている楽天証券の口座開設はこちらから!!
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