こんにちは、赤虎です。
市場参加者が固唾を飲んで見守っていた8月の雇用統計。
結果は非農業部門雇用者数が予想72.8万人増を大幅に下回る23.5万人増。テーパリングどころか景気後退も懸念されるレベルの弱い結果となりました。失業率は予想と一致の5.2%でした。
金曜日の市場は株価も一進一退。出来高も小さく市場参加者は様子見の状態に見えます。
動き出すのは月曜日のレイバーデイ明けの火曜日からでしょうか。
私は木曜日までに準備を整えたので、火曜日以降の市場の状況をしっかり注視して客観的事実をもとに動いていきたいと思います。
さて、今週の振り返りです。
今週のニュースとマーケット
今週のMy銘柄関連ニュース
【AAPL】iPhone13に衛星通信接続機能が搭載か(8/30)
$AAPL 👀🛰️
iPhone 13には低軌道(LEO)衛星通信接続機能が搭載され、4Gや5Gの電波が届かない地域でも通話やメッセージの送信が可能になるというhttps://t.co/Bpgnmxkw4L— 赤虎めだか🐯 (@akatoramedaka) August 30, 2021
iPhone13に衛星通信接続機能が搭載され、4Gや5Gの電波が届かない地域でも通話やメッセージの送信が可能になるというニュースがありました。これを材料に、衛星通信事業者のグローバルスター(ティッカーシンボル:GSAT)は今週1週間で+53.5%の大暴騰。
先日、宇宙関連の記事を書きましたが、宇宙関連ビジネスでも特に衛星インターネットの関連ビジネスは事業化が早いように感じます。
【ZM】ズーム・ビデオが決算ミスで大暴落(8/30)
ズーム・ビデオが次四半期EPSガイダンスをミス。9回連続で決算をクリアしてきましたが、10回目で初めて決算をミスしました。年々低下している成長率も嫌気されてアフターから大きく値を下げ、決算翌日に16%を超える大暴落となりました。
【CRWD/VEEV/OKTA/DOCU】SaaS銘柄決算は無事クリア
MyPFのコア銘柄の決算発表がありました。
結果は前述のZM以外は全て決算をクリア。
再び3か月後までホールド継続です。
今週のじっちゃま
8/29にじっちゃまLIVEがありました。
ジャクソンホール会議の結果の整理とポイントの解説に加えて、Amazonとアファームの提携のニュースを題材に、バイ・ナウ・ペイ・レイター(BNPL)が既存の金融システムに与える影響などについて解説がありました。
ばっちゃま(@jicchamatome)のまとめツイートです。
いつもありがとうございます・・・_(_^_)_
👴YouTubeハイライト(8/29)
– テーパリング: 多分11月のFOMCから始まる、もし9月の雇用統計が強ければ前倒しされる可能性あり、テーパ発表で株価は荒れると思う
– 9月の雇用統計: とても重要、数字が強ければマーケット荒れる、覚悟して臨む
– 今後: 雇用統計までに少しキャッシュを増やしておく— ばっちゃまの米国株🇺🇸👵🏻 (@jicchamatome) August 30, 2021
今週の後藤さん
後藤さん(@goto_nikkei)から今週も迅速かつ質の高い情報発信が多数。
いつもありがとうございます。
まずは8月雇用統計発表の速報ツイート。発表前のプレビューのツイートと合わせて確認すると理解が深まります。
【速報】🇺🇸雇用統計
8月雇用:23.5万人増
市場予想:72.8万人増 pic.twitter.com/q0lIGifdw0— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) September 3, 2021
◆きょう21:30(日本時間)
金融市場が注目の🇺🇸雇用統計が発表されます。市場予想は75万人の雇用増ですが、今回も予想の幅は大きくなっています。今日~昨日ツイートした失業保険とADP雇用のスライドもあわせて貼っておきます pic.twitter.com/Xc6KIW005Y— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) September 2, 2021
8月のISM(サプライマネジメント協会)景況感についてのツイート。
🇺🇸サービス業
8月ISM景況感は7月比で鈍化。ただ、61.7という数字は歴史的にかなり強く、経済活動の回復は続いています
企業の人手不足への悲鳴も継続。今朝の雇用統計(一番下のツイート)は鈍く、「求職」「求人」のミスマッチが続いているとも言えます https://t.co/4KCcm9yCmu pic.twitter.com/PURz1jXjpV— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) September 3, 2021
🇺🇸コメント集
8月の米サービス業調査のコメント集です。需要は強い一方で、人手や原材料不足への悲鳴が続いており、インフレ圧力につながっている様子が確認できます。指標の数値自体は1番下の引用ツイートに貼っています。景況感はやや鈍化したものの、歴史的に高水準ですhttps://t.co/3y3LMDIX53 https://t.co/jG5EC908l4 pic.twitter.com/5erq0Gti35— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) September 3, 2021
今週のマーケット
S&P500全体のヒートマップ(週間パフォーマンス)は、左下の金融セクターに赤が目立ちます。右上の小売り、右下の工業、エネルギーも赤っぽく見えますね。
ヘルスケアセクターの中でABBV(アッヴィ)だけが赤くなっていますが、関節リウマチ治療薬「リンヴォック」についてFDAから警告を受けた、というニュースが引き金になっているようです。
長期金利・株価指数の推移
今週の長期金利、及び主要株価指数の推移【3週前(8/13)⇒今週末(9/3)終値】
指数はNYダウ以外は上昇。特にナスダック強し。長期金利は1.3%台。VIXもほぼ動きなし。数字的には静かな1週間でした。
米国株ポートフォリオの週間記録
- 個別株PF増減:+0.75%
- 個別株買い:無し
- 個別株売り:ZM全売り、RPRX大幅ポジション減、SaaS銘柄のポジション削減→キャッシュ比率上げ
米国株PFの全体推移
PF全体では年初来で+52.41%(前週末比:-0.25%)となりました(追加資金入金額込み)。
年初来の利回り(新規入金額を除いたPF増減率)は、+22.51%(前週末比:-1.85%)となりました。
米国株PFの資産割合
今週木曜日までで、概ねポジション調整ができました。
レイバーデイ明けに予想される不安定さに備えて、キャッシュポジションを33%まで増やしました。
- コア資産=安定株(GAFAM+RPRX)+インデックス(投資信託+ETF)+キャッシュ
- サテライト資産=上記以外の株式+暗号資産(BTC、ETH)
基本的には「コア:サテライト」の比率を「70:30」くらいに維持したいという考えです。
米国株PFの個別銘柄
ZMは結局損切りになりましたが、マイルールに従って全降り。
一番ヤラレになっていたRPRXもポジションを縮小。
SaaS銘柄も一部ポジションを減らしました。
まとめ&今週のつぶやき
ZMは自分の中では期待の大きかった銘柄だったので、決算ミスは残念でした。
同時に、ポジションもかなり大きかったのでそれなりにダメージもあって、良い勉強になりました。利が乗っていない状態で何度か下げに付き合ってナンピンしていくうちにポジションが大きくなってしまった。
「買い増しは初めのポジションに利が乗ってから」という規律を改めて守らないとと感じています。
とはいえ、今はキャッシュポジションがあるので、売り・買い両方の動きが取れます。
毛並みのいい、気になるIPO銘柄も沢山ありますし、次の高成長銘柄を探すべく、銘柄研究に少し時間を使いたいと思います。
まずは連休明けの火曜日の市場がどう動くか、楽しみです。
&投資は自己責任でお願いします!
ではまた(-ω-)/
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