株式投資的雑記

【超注目】テンバガー候補のフィンテック米国株10選!2021年~2022年は期待の新星も続々IPO!【楽天証券で買える】

フィンテックタイトル

こんにちは、赤虎です。

 

2~3年後に2021年を振り返った時、「フィンテック企業の当たり年」と評されるのではないでしょうか。

そう感じるほど今年は有望なフィンテック企業が多く登場している年だと感じます。

 

バイ・ナウ・ペイ・レイター(BNPL:分割後払いサービス)のアファーム(ティッカーシンボル:AFRM)、仮想通貨取引所大手のコインベース(ティッカーシンボル:COIN)、スマホ証券のロビンフッド(ティッカーシンボル:HOOD)、新興国決済プラットフォームのディー・ローカル(ティッカーシンボル:DLO)など、2021年は数多くのフィンテック企業が上場しています。

 

オンライン決済の広がりや、デジタル通貨関連技術の進歩とその活用シーンの増加などによって、フィンテック領域はいま最も市場が拡大している事業分野であり、この分野で新たな覇権を狙うアグレッシブな企業の中から、将来のテンバガー企業が出る可能性は高いと思います。

 

今回の記事では、フィンテック企業の事業領域の整理と、玉石混交のフィンテック企業の中でも、じっちゃまこと広瀬隆雄さんのツイートや投稿記事、YouTubeライブで言及された銘柄を中心に、注目のフィンテック関連銘柄について厳選して紹介していきます。

 

現在株式市場は調整モードに入っていますが、調整後のポートフォリオの再構築を検討されている方、フィンテック関連のウオッチリストに入れる銘柄を探している方などの参考になれば幸いです。

 

※今回ご紹介する米国株への投資は楽天証券がオススメです。

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フィンテック関連銘柄の事業領域

 

今回の記事では、「フィンテック関連銘柄」の事業領域を以下の5つに分類します。

  1. 経理・会計
  2. 融資・ローン
  3. 送金・決済
  4. 個人資産運用
  5. 暗号資産

 

それぞれの事業領域の特徴と代表的な銘柄について整理します。

※ティッカーをクリックするとBloombergの銘柄ページにリンクします。

 

経理・会計

企業の経理・会計を支援するアプリケーションソフトウエア提供やBPO(Business Process Outsourcing=業務プロセス外部委託)を通じて経理業務、人事給与や経費精算などの手間がかかる業務を効率化します。

企業活動に欠かせない、まさに「ツルハシ・オブ・ツルハシ銘柄」と言えます。

 

近年では、中小企業向けを中心にクラウド型のサービスが普及してきています。

 

経理・会計関連銘柄

  • Intuit, Inc.(ティッカーシンボル:INTU
  • Automatic Data Processing, Inc.(ティッカーシンボル:ADP
  • Paycom Software, Inc. (ティッカーシンボル:PAYC

 

融資・ローン

オンラインで完結する融資・ローンの市場が拡大しています。

AIやビッグデータなどの新しい技術により従来は対象外とされてきた信用スコアの低い層(学生や低所得者層)に融資を行ったり、従来よりもスピーディーに審査を行うことができるようになってきました。

 

融資・ローン関連銘柄

  • Upstart Holdings, Inc. (ティッカーシンボル:UPST

 

送金・決済

国際間の送金を支援するサービスや企業間の決済を支援するサービス、ローカライズされた決済手段を提供するプラットフォームなど、決済手段の多様化に合わせて様々なビジネス機会が生まれています。

また、昨今米国株市場で大注目されているバイ・ナウ・ペイ・レイター(BNPL:後払い決済サービス)も今後大きな市場の伸びが予想されています。

 

送金・決済関連銘柄

  • Affirm Holdings, Inc.(ティッカーシンボル:AFRM
  • Square, Inc. (ティッカーシンボル:SQ
  • PayPal Holdings, Inc.(ティッカーシンボル:PYPL
  • Marqeta, Inc. (ティッカーシンボル:MQ
  • dLocal Ltd. (ティッカーシンボル:DLO
  • Remitly Global, Inc.(ティッカーシンボル:RELY
  • Bill.com Holdings, Inc.(ティッカーシンボル:BILL

 

 

個人資産運用

個人向けの資産運用支援やポートフォリオ管理を行う事業領域です。

コロナ禍では、多くの個人投資家が政府の補助金などを原資にスマホアプリで株取引を行ったりして資産運用が一大ブームとなりました。

一部の投資家は、集団でヘッジファンドに対して敵対的な取引を行い特定の銘柄の株価が乱高下するなどの原因にもなりました。

 

個人資産運用関連銘柄

  • Robinhood Markets, Inc(ティッカーシンボル:HOOD
  • Futu Holdings Ltd. (ティッカーシンボル:FUTU

 

 

暗号資産

暗号資産に関連するビジネス、主に取引所のビジネスとマイニング関連のビジネスが二大事業領域です。

中国政府が暗号資産の取引を完全に禁止するなど足元では非常に環境が悪化していますが、中長期では大きな可能性のある分野でもあり、引き続きウォッチしておくべき領域です。

 

暗号資産関連銘柄

  • Coinbase Global, Inc. (ティッカーシンボル:COIN
  • Marathon Digital Holdings, Inc. (ティッカーシンボル:MARA
  • Riot Blockchain, Inc.(ティッカーシンボル:RIOT
  • Bakkt Holdings, Inc.(ティッカーシンボル:BKKT

 

 

楽天証券で買える厳選フィンテック関連銘柄10選!

楽天証券で投資可能な、厳選フィンテック関連10銘柄を紹介します。

 

アファーム(AFRM)【BNPL:分割後払いサービス】

 

アファーム(ティッカーシンボル:AFRM)は、分割後払いサービス(BNPL:バイ・ナウ・ペイ・レイター)を提供するフィンテック企業です。2012年に元Paypal(PYPL)幹部のマックス・レブチンにより設立されました。

BNPLは金利を消費者ではなく(従来のクレジットカードの場合はほとんどが消費者負担)、加盟店が負担するモデルのため消費者側のメリットが大きく、最近世界的に大流行している決済サービスです。

最近では、Amazon.comが、アファームでの支払いをサイトに実装したことで株価が大きく跳ねました。

 

同業のAfterpayを買収したスクエア(ティッカーシンボル:SQ)や、ソフトバンクも出資するスウェーデンのクラーナなど、競合も激しくなりつつありますが、2020年にBNPLが世界のEC決済に占める割合はわずか2.1%であることを考えると、更なる上昇余地は十分にありそうです。

 


 

インテュイット(INTU)【クラウド会計ソフト】

 

インテュイット(ティッカーシンボル:INTU)は会計ソフトの巨人です。全世界で1万人以上の従業員が中小企業、金融機関、消費者 、会計士向けの業務・財務管理用ソフトウエア・ソリューションを開発、販売しています。

収益の90%以上は中小企業と自営業者、一般消費者からとなっており、顧客数は5,000万を超えています。主な製品は市場シェア6割以上を押さえる中小企業向け会計ソフトの「quickbooks」、一般消費者向け確定申告支援アプリの「turbotax」、個人向け財務管理アプリの「mint」、などがあります。

 


 

レミットリー(RELY)【海外送金支援アプリ】

 

レミットリー(ティッカーシンボル:RELY)は、2021年9月23日にIPOしたばかり。アメリカやヨーロッパで働いている新興国の人たちが、母国の家族や親戚に海外送金を行うことを支援するスマホアプリを開発・運営しているフィンテック企業です。

従来は手数料が高かったり、確実に送金されずにトラブルになることも多かった新興国向けの海外送金を”安く・確実に”行うサービスを提供し、大きな支持を得ています。

地域的には、アメリカ、カナダ、英国、EU、オーストラリアが送金元となることが多く、送り先はインド、フィリピン、メキシコなど100か国以上に上ります。

 


 

 

ビルドット・コム・ホールディングス(BILL)【中小企業向け企業間決済PF】

 

 

ビルドット・コム・ホールディングス(ティッカーシンボル:BILL)は、主に中小企業向けの金融業務を効率化するシステムをクラウドで提供しているフィンテック企業です。

スタートアップ企業、大手ブランド、非営利団体、フランチャイズなど様々な業界の顧客を持ち、「①請求書受取⇒②支払い承認⇒③支払い実行⇒④会計システムとの連携」といった一連の企業間決済プロセスの効率化を支えるプラットフォームを提供しています。

2019年12月の上場から既に株価は7倍以上になっています。


 

スクエア(SQ)【決済サービス】

 

スクエア(ティッカーシンボル:SQ)は2009年にTwitterのCEOでもある、ジャック・ドーシーによって設立された決済サービスを提供するフィンテック企業です。

 

スマートフォンに接続する小売店向けのクレジットカード決済端末からスタートし、現在ではPOSレジや販売データ分析を始め小売店が必要とする多様なサービスを提供しています。

 

また、最近では「CashApp」という個人向けのアプリが大ヒット。「CashApp」で給与の受取、個人間の送金から株式や仮想通貨への投資をしたりといったことまでできるようになっています。

 

さらに、2021年8月にはBNPL(バイ・ナウ・ペイ・レイター:分割後払い)大手、Afterpayを3.19兆円で買収することを発表、スクエアの事業領域の拡大はとどまるところを知りません。

 

コロナ禍でデジタル決済が拡大していることも業績にプラスに働いており、今後も注目すべきフィンテック企業です。

 

 


 

ペイパル(PYPL)【決済サービス】

 

スクエアの最大のライバルでもあるペイパル(ティッカーシンボル:PYPL)は、デジタル決済、モバイル決済サービスを提供するフィンテック企業です。

全世界で約3.8億のアクティブ口座を持ち、そこでの決済規模は1兆ドルに達しようとしています。日本国内ではあまり利用機会が多くないように感じると思いますが、海外の学会などへの支払いや海外のECサイトでの買い物の際など、海外ではスタンダードな決済手段です。

基本的なビジネスモデルはスクエアと重なる部分も多く、個人向けアプリの「Venmo(ベンモ)」はスクエアの「CashApp」とガチンコのシェア争いを繰り広げています。

 

※スクエアとペイパルのガチンコバトルに関しては、こちらの記事が良くまとまっていて参考になります!

 


 

マルケタ(MQ)【カード発行プラットフォーム】

 

マルケタ(ティッカーシンボル:MQ)は、企業向けに独自のデビットカードやクレジットカードなどを発行できる「カード発行プラットフォーム」を提供しています。

2021年6月にIPOしたばかりの若いフィンテック企業です。

 

主な大口の顧客にはスクエア、アファーム、コインベースなどがあり、イマドキのフィンテック企業の裏方を支える「ツルハシ銘柄」でもあります。

 

マルケタのサービスを利用することで、企業は従来のように銀行や既存のカード会社などに頼ることなく、独自のカード(物理カードやバーチャルカード)を発行して独自の金融システムを構築することができます。

 

マルケタはマルケタのプラットフォーム上で決済される金額の中から手数料を得ているため、利用する企業が増えれば増えるほど儲かる仕組みになっています。

 


 

Marqeta, Inc.(マルケタ)2021年第2四半期決算【MQ】2021年8月11日の引け後にMarqeta, Inc.(マルケタ)(ティッカー:MQ)の2021年第2四半期決算発表がありました。 ...

 

アップスタート・ホールディングス(UPST)【ビッグデータ融資】

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アップスタート・ホールディングス(ティッカーシンボル:UPST)はビッグデータとAIを駆使して消費者向けの融資を行う、2020年12月にIPOしたばかりのフィンテック企業です。

AIと機械学習を使って高速かつ正確に融資判断をすることができる技術を持っていて、同社の技術により新たな借り手が27%増加し、金利が16%下がったことを米国の消費者金融保護局(CFPB)も事実として認めています。

 

上場後わずか9か月で既にテンバガーとなってしまった超急成長のとんでもない企業の直近2四半期の成長率はYoYで90%、1080%となっており、今後も更なる成長が期待されます。

 


 

ディー・ローカル(DLO)【新興国決済プラットフォーム】

 

ディー・ローカル(ティッカーシンボル:DLO)は2021年6月にIPOしたばかりの新興国向けのオンライン決済プラットフォームを提供するフィンテック企業です。

ディー・ローカルの強みは新興国向けの小口の決済で、グローバルにビジネスをしたいと考えている企業はディー・ローカルのサービスを使うだけで、30か国もの新興国内での様々な決済手段を自社のサービスに実装することができます。

 

ディー・ローカルの大口顧客リストにはAmazon.com、Microsoft、Dropbox、Uber、DiDiなどのグローバルテック企業が名を連ね、直近の決算(2021年度第二四半期)では、前年同月比+186%と急成長しています。

 


 

 

 

バクト(BKKT)【デジタル資産サービス】

 

バクト(ティッカーシンボル:BKKT)は、米インターコンチネンタル取引所(ICE)の子会社で、2021年10月18日にSPAC上場をしたデジタル資産サービスを提供する会社です。

CEOのギャビン・マイケルはバクトのビジョンを「イノベーションとテクノロジーを通じてデジタル資産に信頼と透明性をもたらし、そのプロセスを通じて、現在顧客口座やロイヤルティ口座に保管されている何兆ドルもの資産を開放し、消費者がそれらを活用できるようにすること」とコメントしています。

 

バクトのビジネスドメイン

  1. 個人向け:
    仮想通貨、ポイント、マイルなどのデジタルアセットを一元管理するプラットフォームの提供とそれらを用いた決済手段の提供
  2. 企業向け:
    企業のロイヤリティプログラム(航空会社のマイル、小売店のポイントなど)の利用機会を拡大する仕組みの提供
  3. 金融機関向け:
    デジタルアセットを用いた新たな事業機会の提供(ビットコイン先物取引プラットフォームの提供など)

 

※2021年10月26日:マスターカードとの連携のニュースで株価が暴騰しています。

 


 

まとめ:勢いのあるフィンテック企業に注目

今回の記事では、フィンテック銘柄についてまとめました。

 

今後も世界経済は成長し、デジタル経済の発展は国境を超えた取引も増加させていく、という前提に立てば経済活動を支えるフィンテック技術とそのサービスを提供する企業には大きく期待しても良いところだと思います。

 

個人的にはマルケタやディー・ローカルといったツルハシ銘柄に期待しています。

調整後のチャートの動向にも注目していきたいです。

 

 

最後に、今回は米国フィンテック銘柄について紹介してきましたが、米国株は今回紹介した銘柄以外にもコツコツと資産形成をするのに最適な銘柄がたくさんある世界最強の投資対象です。

米国株のうち、長期にわたって伸びていき、「売却益」が狙える強い株について紹介する動画をご紹介します。

読者のみなさんの資産形成の参考にしていただければ幸いです。

オックスフォードキャピタルレター
赤虎
赤虎
最後まで読んでいただきありがとうございました!

&投資は自己責任でお願いします!

 

ではまた(-ω-)/

 

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こんにちは。【赤虎めだか】です。 よろしくお願いします。 ・アラフィフ(男) ・うお座のB型 ・職業:BPMコンサルタント ・副業で太陽光発電所を2基 ・VTIをコアに株式投資を実践 ・米国株、香港株、日本株に投資 ・リチウム、銅、クリーンエネルギーなどに興味あり ・趣味はめだかのブリーディングと観葉植物、焼き物(食器)集め