株式投資的雑記

【妙味】楽天証券でインド株に投資!長期であれば中国よりも将来性あり!【ETF・ADR】

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こんにちは、赤虎です。

 

先日、じっちゃまのYouTubeライブでインドについての言及がありました。

※10/3 YouTubeライブより(36:26から/クリックで頭出しスタートします)

 

「10年単位の長期で見れば、中国株よりもインド株の方がはるかに将来性がある」とはっきりコメントされていたのが印象的でした。

 

今回の記事では、長期目線で見た時に検討する価値のあるインド株についてまとめてみました。

 

ポートフォリオ構築の参考に、またウォッチリストの銘柄選びの参考になれば幸いです。

 

インドが投資先として注目される理由

インドが投資先として注目される最大の理由は、すごくシンプルに表現するとインドという国が「若い」からです。

 

 

画像は2021年のインドの人口ピラミッドですが、最も数が多いのは10代です。

まだまだこれから労働生産人口が増加していく釣り鐘型の形。

 

日本がこの形だったのは、まさに高度経済成長真っただ中の1960年代。

経済成長率が年平均10%を超え、飛躍的に経済規模が拡大した時期と重なります。

 

 

ちなみに、中国は1978年に改革開放に転換してから2012年まで、年平均9.8%という高成長を遂げていました(独立行政法人経済産業研究所レポートより引用)が、この高成長下の中国、1983年の人口ピラミッドはまさに今のインドの人口ピラミッドと同じ形になっています。

 

 

 

当然、若い国なので人口は今後も増加傾向。

国際連合の予測では、2027年にはインドは中国を抜いて世界最大の人口大国になるとされています。

 

インドの産業構造と経済成長戦略

インドの主要産業は「農業」「工業」「鉱業」「IT産業」となっており、名目GDPは2兆8,751億ドル、一人当たりGDPは2,104ドル、2019年度のGDP成長率は4.2%となっています。(出典:外務省ホームページ

 

近年のインドではITやBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)といったビジネスが急速に成長し、高い教育レベルに裏付けられた高品質なサービスで経済成長を牽引してきました。

 

2014年5月に成立したモディ政権は「Make in India」「デジタル・インディア」などの象徴的な政策を掲げて経済成長戦略を推進し、国民からの高い支持を得ています。

 

2019年5月実施のインド下院総選挙では、モディ首相率いるインド人民党(BJP)が過半数を大幅に超える議席を獲得し、第二次モディ政権が誕生しました。

 

国民の高い支持を基盤とした、今後のさらなる経済成長の進展が期待されます。

 

Make in India 政策

モディ政権はインドの更なる経済成長と雇用の創出のため、従来依存していたサービス業から製造業へと成長の軸足をシフトさせ、海外からの投資促進により製造業を発展させることを目的とした「Make in India」を国策として推進しています。

 

インド政府は「Make in India」により、製造業のGDPシェアを2014年の20%前後から60%まで高めることを目標とするとともに、自動車やバイオテクノロジー、ロボティクス、宇宙開発などの分野で新しい雇用を創出しようとしています。

 

◆Make in Indiaの重点領域

 

 

デジタル・インディア

「Make in India」政策と並んで、モディ政権が承認・発表したのが、”デジタル・インディア”と呼ばれるICT政策です。(参考:総務省「インドのICT政策の動向」(リンク)

具体的には以下の三分野に焦点を当てています。

  1. すべての国民に対するデジタルインフラの提供
    高速インターネットの整備、デジタルインフラを通じた身分証明、移動電話及び銀行口座等の電子化
  2. 行政サービスのオン・デマンド化
    オンライン及びモバイルを活用したリアルタイム行政情報提供、金融サービスの電子化及びキャッシュレス化、
  3. デジタル化による国民のエンパワメント化
    リテラシーの強化、行政文書等のクラウド化。

 

また、重要な成長分野として以下の「9つの柱」を設定しています。

  1. ブロードバンド整備
  2. 移動体通信のユニバーサル・サービス化
  3. 公衆インターネットアクセス拠点の整備
  4. 電子政府化
  5. 行政サービスの電子化
  6. 全国民に向けた行政情報提供の実現
  7. エレクトロニクス分野の国内製造強化
  8. ICT関連産業の雇用創出
  9. 全国内大学におけるWifi整備

 

インドはこのデジタル・インディア政策に1兆ルピー以上の予算を投じ、デジタル国家を目指して取り組みを進めてきました。

 

その結果、2020年9月のレポート「デジタル化が進むインド(日本総研・アジア・マンスリー 2020年10月号)」によると、「スマートフォンによるインターネット利用の増加」「SNSやネットワーク経由での娯楽(映画や音楽)利用の拡大」「ECの拡大(EC化率は5%に達する)」「国民IDサービスを通じた行政のデジタル化」などが進展するとともに、多くの新たなビジネス機会が生まれていると報告されています。

 

こうしたビジネス機会の拡大を背景に、欧米諸国の投資も今後ますます増加していくのではないでしょうか。

 

楽天証券で買えるインドに投資するETF

楽天証券で買えるインドに投資するETFを紹介します。

 

ウィズダムツリー インド株収益ファンド【EPI】

ウィズダムツリー インド株収益ファンド(ティッカーシンボル:EPI)は純粋にインド株のみで構成されたETFになります。

組み入れ上位の銘柄は以下の通りです。

  • リライアンス・インダストリーズ
  • インフォシス
  • HDFC
  • ICICI銀行
  • タタ・コンサルタンシー・サービシズ
  • ナショナル・サーマルパワー
  • インド石油会社
  • ヒンドゥスタン石油
  • パワーグリットコーポレーションオブインディア
  • インド石油ガス公社

 


 

バンガードFTSEエマージング・マーケッツETF【VWO】

バンガードFTSEエマージング・マーケッツETF(ティッカーシンボル:VWO)は、新興国株式に分散して投資するETFです。

2021年8月末時点で、中国の36.8%、台湾の18.2%に次いで、インドは14.5%の組み入れ比率となっています。

 

組み入れ上位の銘柄は以下の通りです。

  • 台湾積体電路製造(TSMC:台湾)
  • 騰訊控股(テンセント:中国)
  • アリババ・グループ・ホールディング(中国)
  • 台湾積体電路製造
  • Meituan(中国)
  • リライアンス・インダストリーズ(インド)
  • インフォシス(インド)
  • ヴァーレ(ブラジル)
  • HDFC(インド)
  • 中国建設銀行(中国)

 

 


 



楽天証券で買えるインド個別株ADR12銘柄

米国市場に上場しているインド株のADRは以下12銘柄です。(2021年10月12日現在)

※社名をクリックすると各企業のホームページへ、ティッカーシンボルをクリックするとBloombergの銘柄ページにリンクします。

 

まとめ:インド株は長期目線でウォッチしていきましょう!

今回は、投資対象としてのインドについて整理してきました。

 

私は以前から、インドの再生可能エネルギー事業者、アジュール・パワー(ティッカーシンボル:AZRE)に注目して、ウォッチリストに入れています。

なかなか株価は思ったように動意づいてくれませんが、経済が発展していく中で出てくるであろうエネルギー問題や環境問題など、様々な国が直面してきた問題にインドも今後相対していくことを考えると、大きな可能性を感じずにはいられません。

 

https://masa82.com/azure-power

 

最後に、今回はインドに投資する銘柄について紹介してきましたが、米国株は今回紹介した銘柄以外にもコツコツと資産形成をするのに最適な銘柄がたくさんある世界最強の投資対象です。

米国株のうち、長期にわたって伸びていき、「売却益」が狙える強い株について紹介する動画をご紹介します。

読者のみなさんの資産形成の参考にしていただければ幸いです。

オックスフォードキャピタルレター
赤虎
赤虎
最後まで読んでいただきありがとうございました!

&投資は自己責任でお願いします!

 

ではまた(-ω-)/

 

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赤虎めだか
こんにちは。【赤虎めだか】です。 よろしくお願いします。 ・アラフィフ(男) ・うお座のB型 ・職業:BPMコンサルタント ・副業で太陽光発電所を2基 ・VTIをコアに株式投資を実践 ・米国株、香港株、日本株に投資 ・リチウム、銅、クリーンエネルギーなどに興味あり ・趣味はめだかのブリーディングと観葉植物、焼き物(食器)集め