こんにちは、赤虎です。
今週は、アルファベット、メタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)、アマゾン・ドットコムの決算がありました。決算シーズン前半の一つの山場だったと思います。
決算については、アルファベットは◎、メタは×、アマゾンは△。決算後に株価もそれぞれに非常に激しく上下しました。
経済イベントとしては、金曜日の雇用統計。
結果は雇用者数、時給ともに市場予想を上回りました。
【速報】米雇用統計 pic.twitter.com/pe3cYatGX5
— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) February 4, 2022
これを受けて、金曜日の市場では金利が1.9%台まで上昇しましたが、指数はS&P500、ナスダックは上昇。ダウはほぼ横ばい。
原油価格はウクライナ問題の先行きがますますきな臭くなってきたこともあり、2/2に行われたOPEC+では3月の増産計画も現状維持で合意ということで、$90台に突入。$100を目指す展開になっています。
今週は、GAFAM決算が(メタを除いては)強かったこともあり、ハイテク株の中には大きく値を戻す銘柄もありました。
しかし金利7割、というじっちゃまの教え、(株式の道理でもあると思います)を素直に受け取ると、スケベ心で(あぶく銭を取りに行こうと)手を出すと大けがするように思えて、外野から大きな上下動を見守る1週間でした。
それでは今週の振り返りです。
今週のニュースとマーケット
今週のMy銘柄関連ニュース
【VDE、PXD、PBR】WTI原油、7年ぶり90ドル台
WTI原油が7年ぶりに90ドル台の値を付けました。
【DAL】企業の需要が回復し始めたことにより、航空会社の予約状況が再び改善
オミクロン・コヴィド・バリアントの影響に対する不安感が消費者の間で薄れ、航空会社の予約動向は現在3週連続で改善しています。バンク・オブ・アメリカのクレジットカードおよびデビットカードのデータによると、1月23日までの週の予約数は2019年の水準と比較して54.8%減少し、先週は-60.3%を記録しました。
BofAの航空券予約状況のアップデート:「直近のデータでは、国内線・国際線の予約量は、それぞれ対2019年比で-27.4%(先週は-30.4%)、対2019年比で-39.7%(先週は-44.0%)と改善しました。同様に、国内レジャー(OTAチャネルで販売された航空券)は、対2019年比-16.1%(先週は-17.7%)と小幅に改善しました。年初に価格が下落した後、前述のチャネルで価格設定が先週から約4~5%pt改善したことが好材料となっています。”
また、法人向けの予約が回復していることも強い動きで、大規模な旅行代理店を通じた予約は対2019年比で▲54.1%、小規模な旅行代理店を通じた予約は対2019年比で▲22.3%と改善しています。バンク・オブ・アメリカは引き続き、企業がオフィスに戻ってくることで、2022年前半に企業の力強い回復を見込んでいます。
~SheekingAlphaより簡易和訳(DeepL)引用~
今週のじっちゃま
今週はLiveはありませんでしたが、決算に関するツイートが数多くありました。
特に、アマゾン決算については「非常に不親切」な決算であり、内容は悪い。とコメントがありました。
今週の後藤さん
今週の後藤さん(@goto_nikkei)は、利上げに関するツイートから。
年内5回の利上げが織り込まれつつあるということ。3月に0.5%利上げもありとのこと。
◆さらに加速
米雇用統計で雇用者&時給が市場予想を上回り、FRBの利上げ観測が一段と強まりました。原油高もインフレ警戒に拍車をかけています。下記の通り、市場は年内計5回(1.25%)の利上げを念頭においています。3/16のFOMCでは一気に0.50%を利上げする可能性も1-2割織り込まれています pic.twitter.com/PYefJRNXtV— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) February 5, 2022
欧州の利上げについての動き。
◆欧州も急転換
2/3は英中銀の利上げに加え、ECB(欧州中銀)のラガルド総裁も年内利上げを排除しない姿勢を示しました。欧州でもインフレ圧力が強く、これまで利上げに慎重だった姿勢を転換。FRBとともに世界的な利上げが意識され、株安・長期金利上昇につながりました▽日経https://t.co/sp88FUpMo7 pic.twitter.com/abZUhbEJw9
— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) February 3, 2022
1月ISM非製造業についてのツイート。
企業コメント集と合わせて。
🇺🇸ISM非製造業
1月景況感はほぼ市場予想なみ。ただ、製造業同様、中身はあまりよくありません。オミクロンで経済活動がやや鈍化した一方、入荷遅延は悪化。インフレも記録的高水準が続いています。需要は引き続き高水準ですが、景気の先行きには不透明感も。のちほど企業のコメント集をツイートします pic.twitter.com/MrTPTQl8jF— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) February 3, 2022
◆悲鳴 続く
1月の🇺🇸ISM非製造業指数。企業のコメントでは物流混乱や人手不足の悲鳴が続いています。12月には少し和らぐ兆しもありましたが、1月の製造業(右上スライド)含め、解消は展望しにくい状況。インフレ圧力の解消も見通しづらいままです。指標の概要は右下スライドに pic.twitter.com/Cyy5sX4UVg— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) February 3, 2022
今週のマーケット
今週のS&P500全体のヒートマップ(週間パフォーマンス)は比較的グリーンが多いように感じます。今週1週間の自分の感覚とは少しギャップがあります。
エネルギー、金融、ヘルスケアが強かったのは感覚通り。
一部のハイテク銘柄、半導体も強かった。
なかなかに方向感を捉えづらいヒートマップですね。
◆今週(1/31~2/4)週間変化率
◆先週(1/24~1/28)週間変化率
長期金利・株価指数の推移
長期金利、及び主要株価指数の推移【1/14終値⇒2/4終値】
長期金利は1.9%台に乗ってきました。
VIXは反対に先週の急上昇から大きく下げて20ポイント台前半に。
指数はダウ、S&P500、ナスダック100ともに1%以上上げて1週間を終えました。
ここ1か月、メタメタだった中小型株のラッセル2000が1か月ぶりに週でプラスになりました。
米国株ポートフォリオの週間記録
今週は月曜日に少し銘柄の入れ替えをした以降は売買しませんでした。
DBA(農産物のETF)を少し入れました。
米国株PFの全体推移
年初来で▲2.09%となりました。プラスまでもう少し。
今週末時点でのポートフォリオ
- 今週のポジション増
DBA - 今週のポジション減
FLNG、CCL
エネルギーが引き続き強いです。
どこかで下げる局面が来ると思うので、その時に買い増したいと思います。それまではこのままかな。
米国株PFの銘柄別・セクター別シェア
今週末の銘柄別・セクター別のシェアは上図の通りとなりました。
コモディティばっかり。
金鉱株はやっぱりどこかで入れたいです。
短期枠のキャッシュ割合(Cash/株式+ETF※積み立て部分を除く)は37%です。
まとめ&今週のつぶやき
先週から3%以上プラスに動いてくれて、年初来プラスまでもう少しのところまで来ました。
エネルギー株がやはり強くて良いのですが、いつかは頭打ちの時期が来ると思うので、その時にどうふるまうか、考えていかなくては。
じっちゃまのツイートでは、短期でトレードしている様子が伝わってきますが、自分はそんなに器用ではないので多分同じように売買繰り返したら失敗するように思う、というか今までガチャガチャやった時はだいたい結果はマイナスになっているので、ここは自分のスタイルで。
しばらくは、エネルギー、農産物、貴金属などのコモディティを中心に今PFに入っている銘柄をしっかり持ちながら、情報収集と立ち回りのオプションを腹落ちさせることに時間を使いたいと思います。
&投資は自己責任でお願いします!
ではまた(-ω-)/
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