こんにちは、赤虎です。
今週金曜日。MyPFは真っ赤でした。
コア銘柄の一つ、ドキュサイン(DOCU)が決算をミスしてアフターでマイナス29%の大暴落。マイルールに従い成行で全売却しましたが、結局一時は40%以上含み益があった銘柄ですが、最終的にはマイナス25.28%と大きな損切りとなりました。
他に、こちらもコア銘柄の一つVEEVも決算をミスしてサヨナラ。
OKTA、CRWDもピッカピカの好決算にも関わらず、株価が大きく跳ねることはありませんでした。
じっちゃまが楽天セミナーでも言及されていたように、市場の大きな流れが変わってしまったのでしょうか。「君子豹変」という言葉が頭の中をよぎります。
さて、今週の振り返りです。
今週のニュースとマーケット
今週のMy銘柄関連ニュース
【OKTA、CRWD、VEEV、DOCU】
今週はMyPFのコア銘柄、SaaSピカピカ4人衆の決算発表がありました。
VEEVとDOCUがMyPFからサヨナラとなりました。
※各銘柄の決算詳細とカンファレンスコール日本語訳はこちら
【LAC】2.25億ドルの転換社債を発行(11/30)
リチウム・アメリカ(ティッカーシンボル:LAC)が2.25億ドルの転換社債を発行しました。翌12/1の市場ではLACの株価は地合いの悪さも加わって、マイナス11.24%と大きく下げました。
今週のじっちゃま
12/3(金)に楽天証券セミナーがありました。
2022年の米国株市場見通しについて言及があり、2022年の米国株市場は±0%程度との見立てが示されました。
「2022年は50%程度VTIをコアに据えることは不変だが、サテライトをよりアグレッシブにエネルギーや旅行株などに投資していくのが良いと思う」とコメントがありました。
今週の後藤さん
今週の後藤さん(@goto_nikkei)は、ISM景況感指数に関するツイートから。
◆いびつな内容
11月のISMサービス業景況感指数。市場予想を大きく上回り、コロナ後の最高を更新しました。しかし、企業のコメントは悲鳴ばかり。個人消費など需要は歴史的な強さである一方、物流停滞や人手不足が深刻なまま。需要と供給がかみ合わないいびつな状態でインフレ圧力がかかり続けています pic.twitter.com/ed8tK43CZc— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) December 4, 2021
続いて11月の雇用統計に関するツイートです。
🇺🇸失業率
さきほど発表の11月雇用統計。2001年~の長期チャートです。コロナ直前は3.5%と50年ぶりの低さを記録。コロナで14.8%に急上昇しましたが、直近は4.2%にまで低下しました。歴史的にみて、かなり低い水準です。コロナ情勢次第ですが、来年には半世紀ぶりの記録を再び更新する可能性もあります pic.twitter.com/7MEgpT56Os— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) December 3, 2021
【速報】🇺🇸雇用統計
下記スライドの通りです。今晩~明日に市場の反応などを追ってツイートします。#雇用統計 pic.twitter.com/54JMU0PkNs— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) December 3, 2021
最後に、「イールドカーブ」に関する3分解説です。毎度のことながら大変勉強になります。
いつもありがとうございます。_(_^_)_
◆3分解説「イールドカーブ」
11/30は「利上げ観測が強まった」のに「🇺🇸長期金利は下がりました」。金利になじみのない方にはわかりにくい動きかと思います。キーワードは「イールドカーブ」。半年ほど前に解説したツイート、グラフなどアップデートしました https://t.co/XP3E1YfsM7 pic.twitter.com/OwzMaXVXHC— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) November 30, 2021
今週のマーケット
今週のS&P500全体のヒートマップ(週間パフォーマンス)は先週に比べるとグリーンが増えたように感じますが、Up&Downを繰り返しながら中小型株・ハイパーグロース株を中心に大きく下落したため、私の体感的には先週よりもキツい一週間に感じました。
◆今週(11/29~12/3)週間変化率
◆先週(11/22~11/26)週間変化率
長期金利・株価指数の推移
今週の長期金利、及び主要株価指数の推移【3週前(11/12)⇒今週末(12/3)終値】
長期金利は大きく下げ、VIXは更に上昇。30ポイントを超えて、市場参加者の間に大きな不安心理が広がっていることを示しています。
指数は3指数ともに下げ。特に先週に続いて中小型株のラッセル2000の下落が止まりません。
米国株ポートフォリオの週間記録
- 個別株PF増減:-3.28%
- 個別株買い:VDE、CCL、UAL、CRWD、OKTA
- 個別株売り:VTI、VEEV、DOCU、LAC、MQ、LAW
米国株PFの全体推移
PF全体では年初来で+49.66%(前週末比:-7.37%)となりました(追加資金入金額込み)。
年初来の利回り(新規入金額を除いたPF増減率)は、+14.97%(前週末比:-8.96%)となりました。
米国株PFの資産割合
今週はかなりの回数の売買をしました。
- コア資産=安定株(GAFAM+RPRX)+インデックス(投資信託+ETF)+キャッシュ
- サテライト資産=上記以外の株式+暗号資産(BTC、ETH)
基本的には「コア:サテライト」の比率を「70:30」くらいに維持したいという考えです。
米国株PFの個別銘柄
週の初めにINしたときの目標価格($39.5)に到達したLACを利確しました(IN:$26.24⇒OUT:$40.02)。結果、+52.52%と大きく利確することができ、直後に転換社債発行のニュースもあったので本当にラッキーでした。
オミクロン株のニュース、パウエル議長再任サプライズ発表に端を発した急激なボラティリティ上昇とハイグロ株に対する圧の増大、というリスクに対し、ポジションを落とすことを決め、最もヤラレになっていたマルケタ(ティッカーシンボル:MQ)、CSディスコ(ティッカーシンボル:LAW)を全て損切り。決算をミスしたヴィーバ・システムズ(ティッカーシンボル:VEEV)とドキュサイン(ティッカーシンボル:DOCU)を損切りしました。
週の後半で、大きく値を下げたカーニバル(ティッカーシンボル:CCL)とユナイテッド・エアラインズ(ティッカーシンボル:UAL)に少額で再IN。前回の売りからわずか1週間ですが、やはりグロースからお金が抜けていることは明らかに感じているので、少しづつポジションを作っていこうと思います。
エネルギー株についてはセクターETFで。バンガード・米国エネルギー・セクターETF(ティッカーシンボル:VDE)のポジションを少し作りました。
改めて、PF全体の比率は以下のようになっています。
まとめ&今週のつぶやき
相変わらずボラティリティの高い相場が続いていますが、こういった相場に触れることで学びも大きいです。
じっちゃまのLIVEでも、2022年に向けてセクターにアグレッシブに突っ込んでαを取っていく、というコメントがされていましたし、来る業績相場に向けて自分も引き出しを増やしていきたいと思っています。
現在は、新たなウォッチリストを作り始めています。
リストには、以下のような銘柄を入れました。
- バンガード・米国資本財・サービス・セクターETF(ティッカーシンボル:VIS)
- iシェアーズ グローバル・クリーンエネルギー ETF(ティッカーシンボル:ICLN)
- グローバルX リチウム&バッテリーテック ETF(ティッカーシンボル:LIT)
- ウィズダムツリー インド株収益ファンド(ティッカーシンボル:EPI)
- iシェアーズ MSCI インドネシア ETF(ティッカーシンボル:EIDO)
- アルベマール(ティッカーシンボル:ALB)
- ネクステラ・エナジー(ティッカーシンボル:NEE)
2022年以降の相場に向けて、引き続き勉強をしていきます。
特に、新興国について今後もう少し深掘りしていこうと考えています。
前回、新興国ETFについて書いた記事も興味がありましたら読んでいただければ嬉しいです。
引き続き、金利と業績に気を配りながら、マイルールに従ったPF管理をしていきたいと思います。
&投資は自己責任でお願いします!
ではまた(-ω-)/
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