こんにちは、赤虎です。
9月、10月は難しい相場だという周りの雰囲気に流され、ポジポジ病を必死に抑えて秋以降の相場でINしたい銘柄調査を進めております。
そんな私が、注目している市場の一つが宇宙市場です。
先日も、小型ロケット打ち上げビジネスを展開するアストラ・スペース(ティッカーシンボル:ASTR)が米国宇宙軍とのビジネスについてリリースを出したことで大きく株価が上昇しました。
そんな中、以前から注目していた宇宙銘柄のうち、SPAC上場していたいくつかの有望銘柄が楽天証券で買えるようになっているのに気が付きました。
これは検討しないと・・・( ..)φメモメモ
というわけで今回の記事では、100兆円市場と言われる宇宙ビジネスの概要と、楽天証券で買える有望宇宙銘柄4選について書きます。
それではよろしくお願いします。
宇宙ビジネス市場について
2020年の宇宙市場
BryceTech社のレポート「State of the Satellite Industry Report(June 2021)」によると、2020年の世界の宇宙関連ビジネスの収益は3710億ドルと報告されています。
そのうち、約1000億ドルを占める政府予算と、有人宇宙旅行(非衛星ビジネス)を除くと、2710億ドルが衛星ビジネスの収益となり、全体の74%を占めています。
衛星ビジネスの内訳は図の通りとなっており、ロケットや衛星そのものを製造したり、打ち上げを行ったりというよりも、衛星テレビやインターネットなどのサービス(1178億ドル・44%)や、衛星通信などのサービス向けの地上設備(衛星テレビのアンテナ、GPS関連機器、ネットワーク機器)の収益(1353億ドル・50%)が大部分を占めることがわかります。
今後の宇宙市場の可能性
Bryce Tech社の別のレポート「Start-up Space Update on Investment in Commercial Space Ventures 2021 (2021.8.26)」では今後の宇宙ビジネスの可能性についても言及されており、以下の有望な新事業領域の紹介がされています。
LEOコンステレーション
中・低軌道に打ち上げた多数の小型衛星を連携させて一体的に運用する「衛星コンステレーション」を構築し、極域を含めた世界全域を対象に、緊急時・平時を問わず、ビジネス用途の高信頼・高速大容量通信などのサービスを提供すること(総務省資料より一部引用(PDFリンク))。
スモールサット打ち上げ
小型の衛星打ち上げ用ロケットの開発に多数のベンチャー企業が進出。
民間有人宇宙飛行
2021年にヴァージンギャラクティック及びブルーオリジンで乗員・乗客を輸送した後、商業軌道上の有人宇宙飛行に関連する活動が活発化。
衛星軌道上でのサービス、組立、および製造
機器の寿命延長、デブリ除去、宇宙輸送を含む商業軌道上サービス・組立・製造(OSAM)技術・市場への関心が高まっている。
宇宙探査
2024年までに人類を月に戻すことを目指すNASAのArtemisプログラムには、スタートアップ企業にとっての機会が含まれている
国家安全保障
新興宇宙企業を対象とした初期/パイロットプログラムに関する政府契約が増加している。小型衛星打ち上げ、ビックデータ解析など含む。
上記のような新しい事業領域が成長することで、2040年代には100兆円市場になるという試算(モルガン・スタンレー証券のレポートにリンク)もされています。
楽天証券で買えるおすすめ宇宙銘柄4選
今後の大きな事業機会が期待できる宇宙市場にアプローチできる、楽天証券で買えるおすすめの4銘柄を紹介します。
アストラ・スペース(ASTR)
アストラ・スペース(ティッカーシンボル:ASTR)は小型の衛星に特化した打ち上げサービス会社です。
グローバル通信、地球観測、気象監視、ナビゲーション、および監視機能を可能にする宇宙サービスを設計、テスト、製造、および運用します。
2021年8月初旬に、米国宇宙軍に関連するニュースリリースがあり、既に事業化段階にあることが明らかになっています。
今後の事業拡大に期待したい会社の一つです。
ロケット・ラボUSA(RKLB)
ロケット・ラボUSA(ティッカーシンボル:RKLB)は小型の衛星に特化した打ち上げサービス会社です。
国家安全保障のペイロードなど米政府に代わってロケットを打ち上げてきた実績があり、2023年には「EBITDA黒字」、2024年にはキャッシュフローは完全に黒字になると予想されています。
当初はSPAC上場でしたが、2021年8月25日に合併が承認され、RKLBとして取り引きが開始されました。
ブラックスカイ(SFTW)
ブラックスカイ(ティッカーシンボル:SFTW)は2014年設立のベンチャー企業で、小型地球観測衛星による観測データを米国国防省などの顧客に提供しています。
SPAC上場のため、現在のSFTWはSPAC(オスプレイテクノロジー)のティッカーシンボルとなっており、合併後に変わる見込みです。
ジラット・サテライト・ネットワークス(GILT)
ジラット・サテライト・ネットワークス(ティッカーシンボル:GILT)はインターネット・プロトコル(IP)ベースのデジタル衛星通信及びネットワーキング製品・サービスを提供している会社です。
超小型地球局(VSAT)及び電力増幅器とアンテナ等の関連ネットワーク装置を設計・生産・販売しています
。同社製品は主にVSATを使用して企業、政府及び住宅ユーザーにサービスを提供する通信サービス提供者及びオペレーター、並びに同社の技術を使用するシステム・インテグレーターに販売されています。
まとめ:宇宙ビジネスの本格化はこれから!
今回は、宇宙ビジネス市場の現状と未来の可能性、楽天証券で買える有望銘柄4つを紹介しました。
宇宙ビジネスは100兆円市場と言われていますが、野望に燃える血気盛んなベンチャー企業がしのぎを削る、まだまだ若い市場です。
たくさんの可能性とリスクが同居している宇宙市場で次のテンバガーに成り上がる(かもしれない)銘柄に投資するというのはなかなかにロマンを感じてしまいます。
私も、いくつかの会社に投資して宇宙の夢を見てみたいと思っています。
最後に、米国株のうち、長期にわたって伸びていき、「売却益」が狙える強い株について紹介する動画をご紹介します。
今回は宇宙市場で期待できる4つの銘柄について紹介してきましたが、米国株は今回紹介した銘柄以外にもコツコツと資産形成をするのに最適な銘柄がたくさんある世界最強の投資対象です。
読者のみなさんの資産形成の参考にしていただければ幸いです。
&投資は自己責任でお願いします!
ではまた(-ω-)/
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