こんにちは、赤虎です。
今週もテック株にとって週明けから厳しい状況が継続しました。
週半ばでは、今年に入って初めての週間マイナス10%超えかという状況。
今週水曜日に発表のあった4月のＣＰＩ（消費者物価指数）の伸びが市場予想を大幅に上回るというサプライズで長期金利が上昇、バリュー、グロース関係なく株式が大幅に値を下げました。
金曜日には4月の小売売上高の発表もありましたがこちらは市場予想を下回りました。前半はいきなり大幅下落から、金曜日にはグロース株中心に大きく値を上げるジェットコースターのような展開。
しばらくは落ち着かない状況が続くんでしょうか。
さて、今週の振り返りです。
今週のニュースとマーケット
今週はMy銘柄では決算が二つ（$Uと$RPRX）。っどちらも決算は良かったにもかかわらず、地合いが悪すぎ。
火曜日にはテック株の一部銘柄で「bullish reversal」のチャートが現れるなど大幅に上昇するタイミングがあったものの、翌水曜日には再びマイナス。
Up＆Downの激しい1週間でした。
疲れた・・・。
- 2本目のローソク足の安値が1本目の安値を下回っている形
- 2本目のローソク足の終値が1本目のローソク足実体の上辺もしくは上抜いてクローズしている形
上記のパターンが安値圏で出現すると、上昇に転じる可能性のあるパターンです。
今週のMy銘柄関連ニュース
$U決算
- EPS：実績-$0.10 vs 予想-$0.12 〇
- 売上：実績$234.8M vs 予想$217.08M 〇
- 売上ガイダンス： Q2 $240-245M vs 予想232M 〇
FY21 $1.0-1.015B vs 予想967M 〇
＄RPRX決算
- ACR（Adjusted Cash Receipts：修正受取現金）：382⇒524 前年同期比+37% 〇
- ACF（Adjusted Cash Flow:修正キャッシュフロー）：298⇒409 前年同期比+37% 〇
- ガイダンス：実績$1940M-$1980M vs 予想$1910M-1960M 〇
- キャッシュフローマージン：78% 〇
両方ともピッカピカです。
自信をもってガチホですな。
今週のじっちゃま
今週は5/11（火）にじっちゃまLiveがありました。
直後にグロース株上昇・・・。なんてタイミング。
ばっちゃま（@jicchamatome）の5/11(火)のじっちゃまLiveまとめです。
👴ビデオサマリー(5/11)
＜ハイテク株が売られている理由＞
①インフレ懸念(パイプラインがサイバー攻撃で中断) → 長期金利の上昇リスク
②経済再開でピークデジタルの懸念
③Cookieの自然消滅
– テック株: 株価はもっと下があると思っているが、それは買い場だと思う(今日が買い場だとは思わない)— ばっちゃまの米国株🇺🇸👵🏻 (@jicchamatome) May 11, 2021
今週の後藤さん
今週の後藤さん（@goto_nikkei）情報まとめ。
質の高い情報発信がさらに加速してきた印象です。
いつもありがとうございます。
まずは、4月の米CPI（消費者物価指数）についてのツイート。
市場予想をはるかに上回る結果に、市場のざわつきが止まりません・・・。
【速報】米CPI 大幅上昇
ヘッドラインが前年同月比4.2%の上昇。1年前に広範なロックダウンがあったという特殊要因もありますが、市場予想も大幅に上回りました。インフレ圧力が中長期的にも強まっている可能性もあり、市場で早期緩和修正論が高まる可能性もあります pic.twitter.com/Ar1OMQ9Sl4— 後藤達也（日本経済新聞） (@goto_nikkei) May 12, 2021
続いて、4月の米小売売上高についてのツイート。
◆米消費 高水準続く
4月米小売売上高。市場予想を下回る前月比0.0%増でしたが、下記グラフのように金額ベースではコロナ前のトレンドを大きく上回る水準です。現金給付効果が続いているほか、経済再開で外食が伸びています。消費増→雇用増で経済全体の好循環にうまく回っていくか、今後注目です pic.twitter.com/ryZWrNV3r5— 後藤達也（日本経済新聞） (@goto_nikkei) May 14, 2021
最後にインフレについての深堀りツイート。
業態別にコロナ後の推移が見られるようになっていて、大変参考になります。
◆米GDPをザックリとらえる
朝にツイートした業態別の小売グラフ12本は好評でした（１番下に）。ただ、この統計は大半がモノの消費です。レジャー・医療・教育・光熱費などのサービス消費の多くは含まれません。経済活動全体をとらえるGDPとあわせると、より立体的にアメリカ経済がみえるかと思います https://t.co/9LUUIGdcn9 pic.twitter.com/pP0hb6pw7x— 後藤達也（日本経済新聞） (@goto_nikkei) May 15, 2021
今週のマーケット
S&P500全体のヒートマップ（週間パフォーマンス）は、今週は全体的に下落しています。
特にテック・半導体がかなり下げてます。
TSLAは-12.29%。キッつい。
出典：finbiz(2021.5.14)
長期金利・株価指数の推移
今週の長期金利、及び主要株価指数の推移【2週前・先週末終値⇒今週末（5/14）終値】。
長期金利（米10年国債利回り）、VIXともに州が終わってみればそこそこ落ち着いているように見えますが、今週は週中で激しくUp&Downが起こりました。
来週以降がどうなるか、引き続き長期金利の状況に注目です。
米国株ポートフォリオの週間記録
- 個別株PF増減（5/10→5/14）：-2.14%
- 個別株買い：HMY買い増し
- 個別株売り：無し
米国株PFの全体推移
PF全体では年初来で+29.91%となりました（買い増し資金入金額込み）。
年初来の利回り（新規入金額を除いたPF増減率）は、+6.39%となりました。
正直、先週からの下落で一時は年初来利回りがマイナスも覚悟しましたが、金曜日の大幅な上げで何とか戻せた感じです。
米国株PFの資産割合
先週と比較して大きな変化はありません。
- コア資産＝安定株（GAFAM＋RPRX）＋インデックス（投資信託＋ETF）＋キャッシュ
- サテライト資産＝上記以外の株式＋暗号通貨（BTC、ETH）
米国株PFの個別銘柄リスト
小型株がだいぶ今回の下落で下がりました・・・。
決算の良かった銘柄は少し買い増しするかもしれません。
引き続きグロース・テック銘柄は握力が試される展開です。
まとめ&今週のつぶやき
後藤さんのツイートにもあったように、ワクチン接種の進捗から経済活動が再開されてきて、インフレ懸念から長期金利が上昇し、特にグロース株にとっては厳しい市場環境になっています。
ただ、私自身の考え方として未来を担っていくのはテクノロジーだ、という考えは不変ですので、引き続き自分の選択に自信をもって取り組んでいきたいと思います。決算もいいですしね。
引き続き、握力が試される展開になるかと思いますが、しっかりと決算と向き合いながら航路を守っていきたいと思います。
&投資は自己責任でお願いします！
ではまた(-ω-)/
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