こんにちは、赤虎です。
今週で2021年も最後の1週間になりました。
2021年は自分が本格的に個別株のトレードを通じて米国市場と向き合った1年で、学びの多い一年でした。じっちゃまや後藤さん、もみあげさんやTwitterの米国株クラの人たちから得た学びは来年以降もきっと様々なところで助けになってくれると思っています。
皆さまに感謝しつつ、2021年の締めくくりです。
今週のニュースとマーケット
今週のMy銘柄関連ニュース
【CCL】CDC、COVIDワクチンを接種していてもクルーズに参加しないよう警告(12/30)
CDCはアメリカ人に対し、ワクチンを接種していてもクルーズ船での旅行を避けるよう警告しています。
これは、火曜日の時点で、CDCが86隻の船でCOVID-19の症例を調査していることを受けたものです。その中には、カーニバル、ノルウェージャン・クルーズライン 、ロイヤルカリビアン、ディズニー・クルーズラインが含まれています。
ロイヤルカリビアン社は、予約数の減少とキャンセル数の増加を報告しています。
このニュースを受けて、12月30日、31日の市場でクルーズ株は大きく値を下げましたが、じっちゃまからは、今回のニュースは一時的なものでクルーズ株に対するポジティブな見方に変化はなく、引き続きホールドで全く問題ないとその後のツイートで情報発信がされています。
【ASTR】ケリスデール社が「ディスアストラに向かっている」とショートレポート(12/29)
ケリスデール社は、「小型ロケットの過密な市場の中での位置づけが悪い」とアストラ社に対しショートレポートを発表しました。
レポートの中で、ケリスデール社は「アストラの投資家へのアピールは、前例のない数の安価なロケット打ち上げという夢物語を売ることに集約される」としながらも、「現実を確認する必要がある。現在までにアストラ社が成功した軌道試験飛行はわずか1回である。」と述べています。
ショートレポートの発表後、ASTRの株価は-14.27%と大きく値を下げました。
We’re short $ASTR. Report at https://t.co/s3QiLOk7Zo. Facing a 91m share lockup expiry tmrw, $ASTR is 2021’s worst space SPAC: a $2b pre-rev launch co, announced at height of the bubble, bleeding cash trying to build hundreds of puny, unreliable rockets for a nonexistent mkt 1/7
— Kerrisdale Capital (@KerrisdaleCap) December 29, 2021
今週のじっちゃま
今週はライブはありませんでしたが、年末年始で今年の市場を振り返り、2022年の市場の見立てを再確認するツイートが多くありました。
2021年の市場は、当初の見立て(年初の寄稿記事へのリンク)では3%成長と見込んでおり、インデックスでOKという見立ては当たっていたものの、市場全体の上昇率を低く見積もり過ぎたとのコメント。
2022年の市場は、3年連続で大きく上昇した後の市場なので、甘く見てはいけない。
引き続き±0%の指数の伸びを予想しているが、個別株には割安で放置されている銘柄が数多くあるので、そうした銘柄を丁寧に拾っていく努力が必要な相場、との見立てが示されました。
具体的な銘柄としては、エネルギー銘柄ではペトロブラス(ティッカーシンボル:PBR)、エクソン・モービル(ティッカーシンボル:XOM)、シェブロン(ティッカーシンボル:CVX)、段ボールメーカーのインターナショナル・ペーパー(ティッカーシンボル:IP)、エアライン株、ホテル株、クルーズ株などが挙げられています。
今週の後藤さん
今週の後藤さん(@goto_nikkei)は、2021年のニュースまとめツイートから。
2021年もいろいろなことがありましたが、既にはるか昔のことのように感じますね。
◆2021年のニュース
ことしもあと半日をきりました。経済を軸にこの1年のニュースをざっと並べました。1月の「トランプ大統領(当時)のTwitter永久凍結」などずいぶん昔のようです。個人的には9月にNYから帰国したことが大きな変化でした。2022年も経済・金融は話題に事欠かない1年となりそうです pic.twitter.com/bfbc101WnC— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) December 31, 2021
株式時価総額の世界ランキングに関するツイートです。
テスラとNVIDIAの躍進が目立ちます。
◆世界ランキング
株式時価総額(企業価値)の最新ランキングです。Appleは今回も1位でしたが、他の順位は結構入れ替わっており、興味深いです。一番下に日本5社を載せています。国・業種・騰落の勢いなど眺めているとたくさん発見があると思います。お気づきのことはリプなどで発信してみてください pic.twitter.com/GwdAGOhQrh— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) December 31, 2021
今年も示唆に富んだツイートを本当にありがとうございました。_(_^_)_
今週のマーケット
今週のS&P500全体のヒートマップ(週間パフォーマンス)は先週とは逆に左サイド(特に上段のテック・グロース系)が暗くなり、右サイド(バリュー系)が明るく感じるヒートマップになっています。
◆今週(12/20~12/24)週間変化率
◆先週(12/20~12/24)週間変化率
長期金利・株価指数の推移
長期金利、及び主要株価指数の推移【3週前(12/10)⇒今週末(12/31)終値】
長期金利、VIXはほぼ横ばいで2021年を終えました。
最終的な2021年の主要3指数騰落率は以下の通りの結果となりました。
(2020年終値$⇒2021年終値$・増減率%)
- NYダウ(30606.48⇒36338.31・+18.73%)
- S&P500(3756.08⇒4766.19・+26.89%)
- NASDAQ100(12888.28⇒16320.08・+26.63%)
S&P500強い!
米国株ポートフォリオの週間記録
- 個別株PF増減:-1.62%
- 個別株買い:DOW
- 個別株売り:CRWD、OKTA
米国株PFの全体推移
PF全体では年初来で+58.02%(前週末比:+0.65%)となりました(追加資金入金額込み)。
年初来の利回り(新規入金額を除いたPF増減率)は、+21.73%(前週末比:-0.95%)となりました。
2021年度の最終結果としては、目標としていたS&P500の年利回り+26.89%に完敗(マイナス5.16%)。素直にVOO全力で良かったじゃん!とならないように、今年の学びを必ず来年以降のリターンにつなげていこうと誓っております。
米国株PFの資産割合
- コア資産=安定株(GAFAM+RPRX)+インデックス(投資信託+ETF)+キャッシュ
- サテライト資産=上記以外の株式+暗号資産(BTC、ETH)
基本的には「コア:サテライト」の比率を「70:30」くらいに維持したいという考えです。
米国株PFの個別銘柄
割安(PER:7.36)、かつ高配当(配当利回り4.94%)のDOWに新規IN。
CRWD、OKTAをPFから外しました。
改めて、今週末時点でのPF全体の比率は以下のようになりました。
まとめ&今週のつぶやき
あっという間に過ぎた2021年を振り返ってみました。
2021年一年間でプラスになった月は1月、2月、3月、4月、6月、8月、10月、12月の8か月。マイナスの月は5月、7月、9月、11月の4か月でした。
後半、9月と11月の大きなマイナスが痛かった。特に11月。
ただ、コアサテライトによる運用を本格的に始めた年でこの結果は、自分としてはいくつかの点を除いてはうまく動けたのではないかと思っています。
2021年反省すべき点としては以下の2つ。
- ZMへの根拠のない自信によるナンピンで大きな損切り
- 11月のアノマリーの過信によるフルポジで下落から逃げ遅れた
逆に結果的に良かったこと、2021年の学びは、以下の点。
- ZM、DOCUなど決算を外した銘柄を売却する時に、問答無用で即切りしたことで傷を最低限に抑えることができた。
- 損切りすることに躊躇いが無くなった。
来年に向けて、身に着けていきたいことは以下の点。
- 新規INするタイミングの精度を上げる
- Myルールに従ったトレードの徹底
- ポジションのメリハリ(相場が良いタイミングの時以外のポジションの削減)※常にフルポジにしない
上記を意識しながら、2022年も楽しく、まじめに相場に向き合っていきたいと思います。
2022年もよろしくお願いいたします_(_^_)_
&投資は自己責任でお願いします!
ではまた(-ω-)/
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