こんにちは、赤虎です。
2022年の相場が始まりました。
2022年初日の相場はテスラのポジティブなニュースでスタート。3指数とも上昇してスタートし、年末からの上目線継続かと思わせる2022のスタートでした。
ところが火曜日から相場の景色が一変。
火曜日、水曜日とナスダックは-1.33%、-3.35%と強烈な投げ売り状態。MSFTやGOOGまでもがまるで小型グロース株のような値動きで大きく下げました。
私は、今週前半でGAFAMを含む残りのグロース銘柄を全て整理しました。「素早く立場(ポジション)を相場に合わせて柔軟に変化させる」、「損切りをためらいなく実行する」こともでき、2021年の学びが早速行かされたと考えています。
じっちゃまの「気を付けて!」という1/4のツイートに感謝しつつ、2022年のスタートです。
今週のニュースとマーケット
今週のMy銘柄関連ニュース
【CCL】Stifelのアナリストが2022年はYear of The Cruiseになると評価(1/8)
1/7(金)の相場では、カーニバル(ティッカーシンボル:CCL)、ロイヤルカリビアン・クルーズ(同:RCL)、ノルウェージャン・クルーズライン(同:NCLH)のクルーズ銘柄が大きく上昇しました。
これは、Stifelのアナリスト・スティーブン・ウィチンスキー氏が2022年は「Year of The Cruise」になると評価したことが原因で上昇したものです。
ウィチンスキー氏は、昨年「大幅なアンダーパフォーム」となった銘柄の回復を求める投資家にとって、クルーズ関連銘柄は魅力的なアイデアとして際立つと確信している、と語った。ウィチンスキー氏は顧客向けメモで、「2022年の大半を通じてクルーズ需要は堅調に推移するはずだと信じている」と書いています。
【CCL】ヒンデンブルグリサーチ社がロイヤルカリビアン(RCL)のショートレポート(1/6)
ヒンデンブルグリサーチ社は、パンデミック前比で約2倍に増えた債務と大幅な希薄化、深刻なマイナスのフリーキャッシュフローを理由にとロイヤルカリビアン(RCL)社に対しショートレポートを発表しました。
RCLの株価は1/7・1/8の市場でそれぞれ-3.34%、+3.98%となっています。
We are short $RCL, which we believe to be one of the most dislocated “re-opening” stocks on the market today.
The outlook for $RCL and the cruise industry is far more grim than other hospitality and leisure “post-Covid” stories.
— Hindenburg Research (@HindenburgRes) January 6, 2022
今週のじっちゃま
1/3(月)にライブがありました。
タイトルは「マルチプル・コントラクション下での投資」。
現在は投資家がそれぞれの銘柄の適正と考えるPER(株価収益率:株価が割安か割高かを判断するための指標)がするすると下がってきている状態にあり、特にバリュエーションが高い(高PER)のグロース株には非常に難しい局面になっていると指摘がありました。
このLIVEを聞いた直後に、(コア銘柄と考えていた)MSFT、GOOGも含めてグロース株はすべて処分しました。
株価の決定要因に金利が大きく関係している以上、グロース株に厳しい局面であることは道理から言って間違いありません。
じっちゃまの「マルチプル・エクスパンション(マルチプル・コントラクションの逆)」が起こっている領域、つまり低PERのバリュー株を主戦場とするべきというコメントに素直に反応することができるようになったのは、自分にとっての成長だったのかもしれません。
先々のことはわかりませんが、少なくとも今週の結果では非常に良い判断だったと思います。
今週の後藤さん
今週の後藤さん(@goto_nikkei)は、2022年最初の雇用統計のツイートから。
雇用者数は予想を下回りましたが、失業率は大きく改善しました。
【速報】雇用統計
雇用者数は市場予想を下回りました。金融政策への影響や米国株の反応など、ポイントを追ってツイート予定です(土曜になるかもしれません)#雇用統計 pic.twitter.com/1fV2i7j160— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) January 7, 2022
続いて12月のISMサービス指数に関するツイートです。
🇺🇸人手・材料不足
12月のISMサービス業指数は市場予想を大きく下回りました。需要は高水準ですが、勢いが鈍化。一方、人手・材料の調達難への悲鳴は続いています。右上のスライドは企業のコメント一覧。おとといツイートの「製造業」分も右下にペーストしておきました pic.twitter.com/0fHvKuPKO2— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) January 6, 2022
続いてFOMC議事要旨に関するツイート。
◆FOMCポイント
さきほど発表のFOMC議事要旨を受け、市場では「3月利上げ開始」「年央にも資産圧縮」との観測が強まっています。1枚目は議事要旨の要点。「テーパリング」含め、いろんな言葉があるので2枚目のスライドで簡単なイメージ図をつくりました pic.twitter.com/bCm5QnGiN8— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) January 5, 2022
最後に、 QT(Quantitative Tightening:量的引き締め)に関する3分解説です。
【3分解説】🇺🇸QT(量的引き締め)
金融市場で最近急増のフレーズ「QT」。米国株安の主因になっています。きのう発表の米雇用統計もからめて、3分でわかるよう解説しました。ご感想あればリプなどお願いします
金融政策に不慣れな方は昨年8月の下記のツイートもあわせてご覧になるとよいかもしれません https://t.co/z23XmE7l3E pic.twitter.com/OLSEfOxnsJ— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) January 8, 2022
今年もよろしくお願いします。_(_^_)_
今週のマーケット
今週のS&P500全体のヒートマップ(週間パフォーマンス)はテック・半導体・ヘルスケアが大きく下げました。
金利上昇を受けて金融セクターが好調。エネルギー・資本財・旅行も好調です。
◆今週(1/3~1/7)週間変化率
◆先週(12/20~12/24)週間変化率
長期金利・株価指数の推移
長期金利、及び主要株価指数の推移【年初⇒1/7終値】
長期金利・VIXは大幅に上昇。
指数は揃って下落ですが、特にナスダックの下げが強烈です。
米国株ポートフォリオの週間記録
今週は年初から大幅にポートフォリオを入れ替えました。
米国株PFの全体推移
年初来で-0.33%となりました。同期間のS&P500は-1.87%でした。
今週末時点でのポートフォリオ
- 今週のポジション増
VDE、RPRX、PBR、LAC、PXD、LTHM、CCL、CCJ - 今週のポジション減
ASTR、VTI、MSFT、GOOG、DRVN、PUBM、CCJ※INしたもののすぐ損切り
今週は週の初めにグロース株のポジションを全て解消。
RPRXは1/3に全て売却しましたが、その後1/6に再度INしました。
カザフスタンの暴動のニュースでウラン株のキャメコ(CCJ)にIN(カザフスタンは欧州最大のウラン供給国)しましたが、その後急落で逆指値にかかり処分。
エネルギー、資源株を買い増し。
来週、CCL、UALの買い増しも検討中です。
今週はエネルギーが強烈に強かった。
平均足でチャートを見ると、強いアップトレンドになっているのが良くわかります。(比較はオレンジ:VTI、青:QQQ)
今年は、難しい相場であるというじっちゃまの示唆もあります。その時々で、アップトレンドの波を上手くとらえていきたいです。
米国株PFの銘柄別・セクター別シェア
今週末の銘柄別・セクター別のシェアは上図の通りとなりました。
まとめ&今週のつぶやき
2022年はいきなりボラティリティの高いスタートとなりました。
たまたま今回はうまく立ち回れましたが、今後もしっかりと様々な情報を咀嚼し、自分で意思決定し、そして反省と分析を継続して、時間と経験を積み上げていきたいです。
2022年もよろしくお願いいたします_(_^_)_
&投資は自己責任でお願いします!
ではまた(-ω-)/
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