こんにちは、赤虎です。
今週、オーストリアで新型コロナの感染者が急増し、11月22日から再びロックダウンを行うというニュースが入ってきました。
ドイツなどの欧州各国でも感染増が目立つようになり、市場も他国に規制が広がることを懸念して少しギクシャクした展開となりました。
日本にいると、最近は毎日二ケタの感染者数を目にしているので、欧州の感染拡大のニュースに少し違和感を感じてしまいます。
長期金利も今週はUp&Downの動き。週の終わりには前週末比マイナスになりましたが、方向感なく、FRB次期議長の人事も不透明、原油価格に天然ガス価格、インフレ懸念。
振り返って我が国は増税発言&太陽光事業関連は抑制拡大の後出しジャンケンと萎えるニュースが満載。
今週は何かとっても疲れる1週間でした。
さて、今週の振り返りです。
今週のニュースとマーケット
今週のMy銘柄関連ニュース
【RPRX】ウォーレン・バフェットのバークシャー・ハサウェイがロイヤリティ・ファーマをポートフォリオに追加(11/15)
バークシャー・ハサウェイ(NYSE:BRK.B)(NYSE:BRK.A)は、最新の13Fファイリングによると、13.1M株のRoyalty Pharma(NASDAQ:RPRX)と817K株のFloor & Decor Holdings(NYSE:FND)の新規ポジションを取得。
メルク(NYSE:MRK)とリバティ・グローバル(NASDAQ:LBTYK)の持ち株を退出。
Chevron (NYSE:CVX)の持ち株を23.1M株から28.7M株に増やした。
AbbVie (NYSE:ABBV)の持ち株を20.5Mから14.4Mに、Bristol Myers Squibb (NYSE:BMY)の持ち株を26.3Mから22.0Mに、Marsh & McLennan (NYSE:MMC)の持ち株を4.20Mから2.74Mにそれぞれ減らした。
このニュースで、翌11月16日のプレマーケットではRPRXが爆上げ・・・
かと思いましたが、なんと結果(11/16終値)は安定の前日比+0.7%(笑)。
まったくもってGoing my WayなRPRXさんでした。
【NCLH】公募増資を発表(11/15)
ノルウェージャン・クルーズ(ティッカーシンボル:NCLH)が公募を発表。
発表直後の市場で、同社の株価は-7%以上の下落となりました。(-“-)
【LAC】 CATL からのオファーを上回り、アルゼンチンに本社を置くMillennial Lithium社を株式と現金で4億ドルで買収(11/17)
リチウム・アメリカ社(ティッカーシンボル:LAC)が中国CATLからのオファーを上回る4億ドルの株式と現金で、アルゼンチンに拠点を置くミレニアル・リチウム社を買収することが決まりました。
電気自動車(EV)用のバッテリー生産に必須のリチウムは世界的に需要が急増していて、今回のミレニアム社の買収はリチウム・アメリカにとって大変ポジティブなニュースとなります。
LACの株式は今週1週間で11%を超える大幅上昇となったほか、このニュースを受けて各社アナリストの目標価格が引き上げられています。
analysts finally catching on to the $LAC story with lots of increased price targets this week:$JPM 28 -> 39 (today)
TD Securities 36 -> 45 (thurs)
National Bank 32 -> 40 (thurs)
Canaccord 35 -> 46 (thurs)$JEF 34 -> 39 (mon)$DB 24 -> 31 (mon)— dantes (@dantestrading) November 19, 2021
今週のじっちゃま
今週はSBI証券にじっちゃま記事が掲載されました。
「インフレで株式市場はどうなる?(記事リンク)」というタイトルで、今後の株式市場の見通しについて説明されています。
「第4四半期の株式市場は安泰だと思います」というコメントが力強いですね。
今週の後藤さん
今週の後藤さん(@goto_nikkei)は、欧州ロックダウンに関するツイートから。
◆ 感染に差
・オーストリアでコロナ感染急増
→ 再びロックダウンに 11/22~
・ドイツなど欧州で感染増目立つ
→ 市場では他の各国に再規制が広がる懸念
・日本は海外比較で感染の少ない状況が続く pic.twitter.com/KCa5vA3ohZ— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) November 20, 2021
続いてFRB次期議長人事に関するまとめです。
◆大詰め FRB人事
バイデン大統領はパウエルFRB議長の後任を近く指名する見通しです。有力候補は2人。パウエル氏の続投とブレイナードFRB理事の昇格です
・2人の特徴は?
・市場への影響は?
・そもそもFRBって?
といったポイントを簡潔にまとめました pic.twitter.com/MT5H6lYOEt— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) November 19, 2021
最後に、10月の小売売上高に関するツイート。市場予想を上回る結果となりました。
🇺🇸 消費 過去最大
・10月の🇺🇸小売売上高は前月比1.7%増
・市場予想(1.4%増)を上回る
・4月の記録超え過去最大
・景気リスクがある中でも、家計の懐は温かく、経済再開とともに消費意欲旺盛 pic.twitter.com/53OH7AaIYg— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) November 16, 2021
今週のマーケット
今週のS&P500全体のヒートマップ(週間パフォーマンス)は先週よりも明暗がくっきりと分かれる形となりました。
大型グロース、半導体にグリーンが目立つ一方、金融・エネルギー・経済再開銘柄あたりが弱かったです。テスラ、アップル、エヌビディアが強かったですね。
◆今週(11/15~11/19)週間変化率
◆先週(11/8~11/12)週間変化率
長期金利・株価指数の推移
今週の長期金利、及び主要株価指数の推移【3週前(10/29)⇒今週末(11/19)終値】
長期金利は下げ、VIXは上げ。
指数はダウと中小型株のラッセルが下げ。大型グロースが大きく動いたので、ナスダック100が強かったです。
米国株ポートフォリオの週間記録
- 個別株PF増減:-1.62%
- 個別株買い:PUBM新規IN、MSFT、GOOG、VTI追加。
- 個別株売り:CCL、NCLH、AR、EURN、UAL、TRMD
米国株PFの全体推移
PF全体では年初来で+60.70%(前週末比:-1.21%)となりました(追加資金入金額込み)。
年初来の利回り(新規入金額を除いたPF増減率)は、+27.60%(前週末比:-1.22%)となりました。
米国株PFの資産割合
今週はかなり大きくポジション入れ替えました。
指数の割合を増やして個別株のポジションを減らしています。
- コア資産=安定株(GAFAM+RPRX)+インデックス(投資信託+ETF)+キャッシュ
- サテライト資産=上記以外の株式+暗号資産(BTC、ETH)
基本的には「コア:サテライト」の比率を「70:30」くらいに維持したいという考えです。
米国株PFの個別銘柄
今週、リア充銘柄とエネルギー銘柄のポジションを一旦全て整理しました。
トータルでは若干の損切りになったのですが、INしたときの目論見から外れ、トレンドラインを大きく割り込む銘柄が出たり、グロース株と勝手が違ってチェックするパラメーターが多くなりすぎて手に負えなくなったのが理由です。
かなり利が乗っているLACはそのまま継続ホールドします。
代わりにVTIを買い増し、MSFTとGOOGも少し買い増しました。
決算が良かったアドテク銘柄のパブマティック(ティッカーシンボル:PUBM)に新規でINしました。
エネルギー、リア充銘柄は少し様子を見て機会があればまたどこかでINすることも考えていますが、正直私には難しかった。
納得して売買・ホールドできていなくてなんかもやもやしていたので、そこは指数に任せることにしました。
まとめ&今週のつぶやき
今週ポジションをだいぶ整理してスッキリしたのと、やることが少なくなった分より細かく銘柄分析や決算の精査ができるようになりそうで、気持ちはサッパリしています。
来週以降、リア充・エネルギー株が爆上げしたりという展開もあるかもしれませんが、その時は仕方ない。指数の範囲内で恩恵を享受しようと割り切ります。
これからも自分が納得いく形での意思決定を心がけていこうと思います。
引き続き、ヒタヒタと右肩上がりの展開を期待しながら見守りたいですね。
&投資は自己責任でお願いします!
ではまた(-ω-)/
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