こんにちは、赤虎です。
今週はいよいよグロース・テック系の決算が本格化。
私のポートフォリオにとって、年に4回の大変重要な時期です。
GAFAMの決算は大方の予想通り、非常に良い決算でした。これから先のテック銘柄の決算にも期待が持てると思わせる週前半でした。カワセミ効果か?!(^^♪
4/29のパウエル議長の会見はサプライズは無しだったものの、ワクチン接種が進捗、経済再開の期待からマーケットの熱が冷めてきている(お金が実消費の方に流れている)ように思います。
週の後半はグロース・テック株には厳しいマーケットでしたが、決算の良い銘柄をしっかり持っていく、という方針は変えずに行きます。
さて、今週の振り返りです。
今週のニュースとマーケット
今週は、GAFAM決算、FOMC、1-3月期実質GDP速報/個人消費・コアPCE速報など重要なイベントがたくさんありました。
日本経済新聞社・後藤さん(@goto_nikkei)のTweetのチカラを借りながらまとめます。
今週のMy銘柄関連ニュース
GAFAM決算
GAFAM決算は大方の予想通り、好決算爆発でした。
この安定感。ポートフォリオのど真ん中に置いておくにふさわしい風格ですね。
アルファベット($GOOG)
- EPS:予想$15.64 vs 実績$26.29 〇
- 売上高:予想514億ドル vs 実績553億ドル 〇
- 売上高成長率:前年同期比+34.4%
- 純利益:前年同期比2.6倍
- サーチ(広告)売上高成長率:+30%
- AWS(クラウド)売上高成長率:+46%
マイクロソフト($MSFT)
- EPS:予想$1.77 vs 実績$1.95 〇
- 売上高:予想408.3億ドル vs 実績417.1億ドル 〇
- 売上高成長率:前年同期比+19.1%
- 純利益:前年同期比+44%
- アジュール(クラウド)売上高成長率:+50%
アップル($AAPL)
- EPS:予想$0.98 vs 実績$1.40 〇
- 売上高:予想768.4億ドル vs 実績895.8億ドル 〇
- 売上高成長率:前年同期比+53.6%
- 純利益:前年同期比2.1倍
- 製品売上高726.8億ドル、サービス売上高169億ドル
- サービス売上の比率:18.9%
フェイスブック($FB)
- EPS:予想$2.32 vs 実績$3.30 〇
- 売上高:予想236.1億ドル vs 実績262億ドル 〇
- 売上高成長率:前年同期比+47.7%
- 純利益:前年同期比+93%
- デイリーアクティブユーザー(DAU):18.8億人(前年同期比+8%)
- マンスリーアクティブユーザー(MAU):28.5億人(前年同期比+10%)
- 広告平均単価(ARPU):$9.27(前年同期比+30%)
アルファベット自社株買い
アルファベット($GOOG)は決算発表と同時に500億ドルを上限とする自社株買いを発表しました。
◆500億ドルの自社株買い
・Alphabet(Google持株会社)は好決算(下記)とともに500億ドルを上限とする自社株買い発表
・収益の株主還元を年々強める
・2019年まで米企業は自社株買いを積極化したが、20年はコロナの影響で減少
・米企業全体で再び増えれば、新たな投資や消費を刺激する可能性も https://t.co/mcMSJWVYCL pic.twitter.com/rw3r1bG4KZ— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) April 27, 2021
今週のじっちゃま
4/24(土)の夜にじっちゃまLiveがありました。
$ZM、$OKTA、$AIと私のポートフォリオの銘柄たちにも言及がありました。いずれもポジティブなもの。
じっちゃまの情報をいつもまとめてくれている、ばっちゃま(@jicchamatome)のツイートを引用しておきます。いつもありがとうございます_(_^_)_
👴ビデオサマリー(4/24)
– マーケット: 投機熱が覚めてる(ロビンフッド銘柄, SPAC, 仮想通貨など) – 最大の理由は経済再開
– 株式市場の環境: 全然悪くない – 業績○、長期金利も安定
– 企業業績: すでに約25%の企業が決算発表終了 – うち84%の企業がEPSでアップサイドサプライズ(歴史的な平均は77%)— ばっちゃまの米国株🇺🇸👵🏻 (@jicchamatome) April 24, 2021
今週の後藤さん
日本経済新聞・後藤さん(@goto_nikkei)のTweetを備忘メモ。
FOMCのまとめ。
いつも本当にわかりやすいまとめで、ありがたいです( ..)φメモメモ
大きなサプライズは無く、引き続き金融緩和継続のメッセージです。
◆FOMCまとめ
パウエル議長会見が終わりました。景気判断を進めつつも、完全雇用は遠いとして、金融緩和を続ける方針を改めて強調。おおむね事前の市場の予想に沿っており、株価は大きくは反応せず。物価よりも雇用を重視している姿勢もみせており、今後の雇用統計への注目は一段と高まりそうです pic.twitter.com/UapTcRbz2x— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) April 28, 2021
次はGAFAM決算についてのTweet。強くなりすぎるというのも一つのリスクですね。
◆さらに巨大化
今週発表のGAFAの1~3月の純利益は4社とも市場予想を大幅に上回り、株価も上昇しました。2021年の4社の純利益は2070億ドルと前年からさらに3割増える見通し。時価総額(6.5兆ドル)は東証1部(700兆円強)とほぼ同じです。世界で支配力を高める一方、政府からの監視・圧力も強まっています pic.twitter.com/rK5kpUVUnI— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) May 1, 2021
3月個人消費支出(Personal Consumption Expenditure:PCE)発表。
インフレは一時的なものとしつつも、別のシナリオも頭の片隅には置いておいた方が良い、ということか。
◆米インフレ
・3月のPCE物価は市場予想通りに上昇
・4~6月は前年の反動などで一時的に2%を大きく突破の公算
・焦点は今年後半~来年にかけ、2%程度に落ち着くか
・FRBはそのシナリオ→金融緩和は当面継続
・民間も基本線はそうだが、「雇用急回復→高インフレ継続」のリスクシナリオも描く pic.twitter.com/ZE4buQyEkv— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) April 30, 2021
今週のマーケット
S&P500全体のヒートマップ(週間パフォーマンス)は、テック・半導体・ヘルスケアあたりが弱かったですね。金融、エネルギー、リア充銘柄あたりが強かったようです。
長期金利・株価指数の推移
今週の長期金利、及び主要株価指数の推移【2週前・先週末終値⇒今週末(4/30)終値】。
指数の大きな変動もなく、金利もVIXも落ち着いています。
日経新聞・後藤さんもツイートしてくれている通り、また長期金利が急に大きく上昇し2%近くなるような局面が来れば大きく株価が調整するリスクもありますので、引き続き注視しておく必要があるという理解です。
◆米長期金利の節目は2%
さきほど紹介の投資家サーベイ(下記)。米10年債金利が2%になれば10%超の株安をもたらすとの声が約半数です。金利は1-3月に0.9%台から1.7%台に急上昇。4月に入り、上昇は一服し、いまは1.69%程度。ただ、景気急回復や国債増発(需給悪化)による金利上昇への警戒は残っています https://t.co/Y2NR5W1P5k pic.twitter.com/c49zUeFOdl— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) April 13, 2021
米国株ポートフォリオの週間記録
- 個別株PF増減(4/23⇒4/30):-1.24%
- 個別株買い:$HMY新規購入、$MSFT買い増し
- 個別株売り:無し
- その他:暗号通貨ポジション再開
米国株PFの全体推移
PF全体では年初来で+26.65%となりました。
個別株PFは週間でマイナスでしたが、インデックス部分がカバーしてくれた形です。
米国株PFの資産割合
今週、一旦全解消した暗号通貨のポジションを少しだけ再開しました。また、インフレに強いとされる金(ゴールド)のポジションを少し作りました。
- コア資産=安定株(GAFAM+RPRX)+インデックス(投資信託+ETF)+キャッシュ
- サテライト資産=上記以外の株式+金・金鉱株+暗号通貨(BTC:ETH=1:1)
米国株PFの個別銘柄リスト
オペレーション・レバレッジの効果を狙って金鉱株のハーモニー・ゴールド($HMY)に新規でINしましたが、ちょっとタイミング早かったかもしれません((+_+))
まとめ&今週のつぶやき
今週は、GAFAMの決算がとても良かったので、最初のヤマは軽く超えられた感じでしょうか。
暗号通貨もちょっとバタバタはしたものの、大きくなり過ぎたポジションを適正なサイズにしたということで、またここから再スタートですね。
ここから、経済再開して市場がどのように動いていくのか、通常はセルインメイの5月ですが、今年はどうなるのか。来週からも引き続きしっかりと勉強しながら、取り組んでいきたいと思います。
&投資は自己責任でお願いします!
ではまた(-ω-)/
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