こんにちは、赤虎です。
在宅ワークに取り組む会社が増えてきました。
私も、クライアントとのミーティングでWeb会議ツールを指定されるようになり、とうとう代表的な4サービス全てを使うことになりました。
ここでいう4サービスとは、以下の4サービスです。
- Zoom(ズーム)
- Whereby(ウェアバイ)
- Microsoft Teams(マイクロソフト・チームス)
- WebEX(ウェベックス)
今回は、4つのサービスの比較、サービスごとのオススメ利用シーンについてまとめました。
この記事を読めば、皆さんの利用スタイルでどのサービスを選ぶべきかがわかります。
ぜひ、最後まで読んでくださいね。
■こんな人に読んでほしい
✓ Web会議サービスを使いたいが何を選んだらよいかわからない人
✓ 現在使っているWeb会議サービスに不満のある人
■こんなことが書いてあります
✓ Web会議サービス4つの比較
✓ 使ってみて感じた点
✓ サービスごとのオススメ利用シーン
Web会議サービス比較
今回紹介する「Zoom」「Whereby」「Teams」「WebEX」の4つのサービス。
どのサービスも基本的に必要な機能は揃っており、良くできたサービスです。
それぞれのサービスを説明します。
Zoom(ズーム)【Zoom Video Communications】
Zoom(ズーム)は現在爆発的に登録者が増えているWeb会議サービスです。
Zoomの特長は以下の通り。
- 既に利用者がかなりいるため、使用方法のレクチャーの手間が省ける
- 4人までなら無料で時間無制限で使える
- 4人以上のグループ会議は40分の時間制限あり
- スマホ・PCどちらでも使える
- スマホで使うにはアプリのインストールが必要
- 背景加工は在宅ワークに嬉しい機能
利用者が多い、というのはメリットですね。
新しいツールを使うときには、導入の手間は悩みの種の一つですが、Zoomならすでにかなりの数の利用者がいますので、説明の手間が不要になる率も高くなりますね。
映像や音声の品質も非常に良いです。一時期セキュリティの問題が大きくニュースになったりもしましたが、その後バージョンアップが繰り返し行われています。
- ミーティングIDが毎回可変で設定されるようになった
- パスワード認証が基本必要な形に修正された
など、より安心して使えるようになりました。
■こんな人にオススメ
✓利用実績の多いツールを使いたい人
✓多少費用が発生しても、会議のスケジュール設定や参加者管理がしたい人
✓会議の参加人数が100名程度までは増える可能性がある人
Whereby(ウェアバイ)(旧appear.in)【Whereby】
Whereby(ウェアバイ)は、無料で使えるWeb会議ツール。
2013年にノルウェーの通信会社のインターンプロジェクトとして始まった「appear.in(アピアーイン)」が起源のサービスです。2019年の8月にWherebyにサービスの名称を変更しました。
Wherebyはリモートワークやクライアントとのコミュニケーションに便利に使えるツールで、私も様々なツールを使ってきましたが、ダントツに使いやすいです。
日本語対応していないので、少し戸惑うこともあるかもしれませんが別記事で始め方をわかりやすく解説していますので参考にしてください。
Wherebyの特長は以下の通りです。
- 登録が簡単(メールだけでOK)
- 使用が簡単(ルームリンクのURLを共有するだけで開始)
- 4人までなら無料で時間無制限で使える
- 必要十分な機能が揃っている(画面共有やテキストチャットなど)
とにかく、Wherebyの良さは、必要十分な機能で究極に簡単に使い始められるところです。Web会議がとりあえず必要!という方にはWherebyをオススメします。
■こんな人にオススメ
✓とにかく今すぐWeb会議をしたい人
✓できるだけ簡単に使えるツールを探している人
✓会議の参加人数は4人までで、しばらく増える予定もない人
✓複雑な設定などは当面不要な人
Microsoft Teams(マイクロソフト・チームス)【Microsoft】
Microsoft Teams(マイクロソフト・チームス)は、マイクロソフトが提供する統合コミュニケーションプラットフォームです。チャット、会議、通話、コラボレーションの機能を使ってチームでの仕事を効率化することができます。
機能が限定された無料版の他に、Microsoft 365 Business Essentials※(540円/ユーザ・月)、Microsoft 365 Business Premium※(1,360円/ユーザ・月)を使っている場合は、すべての機能が使える有料版が使えます。
※2020年4月22日より、「Office 365」は「Microsoft 365」に名前が変わります。
Microsoft Teamsの特長は以下の通りです。
- 一つのツールにチャット、会議、通話、コラボレーションの機能が統合されている
- Microsoft Officeとの親和性が高い(共同作業やファイル共有)
- 有料版は様々なMicrosoft製品とのシームレスな連携が可能(OneDriveやPlannerなど)
Microsoft Teamsは、複数のアプリが一つのTeamsというツールにまとめられているようなものです。
色々なサービスの使い方をマスターする必要がなく連携もスムーズにできるので、これからビジネスチャットやWeb会議ツールをそれぞれ選定しようとしている場合などには、まずMicrosoft Teamsを使ってみるのもオススメです。
■こんな人にオススメ
✓会社でOffice365を使っている人
✓使用するツールの数を増やしたくない人
✓同じ社内のメンバー間での利用が多い人
✓規模の大きな組織で、まずは試しに導入してみたい人
WebEX(ウェベックス)【Cisco Systems】
ビジネス向けのネットワーク製品で断トツの実績を持つ、米Cisco Systemsの「WebEX(ウェベックス)」。2007年にCisco社がWebEXを買収して以来、様々なビジュアルコミュニケーションによる課題解決の提案をしてきました。
WebEXの特長はサービスブランドの中に、端末(WebEX Devices)の製品群を持っている点です。
元々法人向けのソリューション提供をしてきたCiscoのソリューションだけあって、非常にかゆいところに手が届くサービスになっており、無料のアプリを使ったWeb会議ソリューションから、大規模な社内ビジュアルコミュニケーションシステムの構築まで、拡張性のあるサービス構成になっています。
さらに、多言語対応もされているのでグローバルでのWeb会議が必要な場合などにも向いています。
WebEXの特長は以下の通りです。
- アプリから端末まで、利用シーンに合わせて選択の幅が広い
- 日本語・英語・フランス語・中国語など14言語に対応
- 無料プランで100人まで参加可能
- 最大720pの高解像度HDビデオ
- 法人利用に必要なセキュリティなどへの配慮がしっかりされている
- Q&A、挙手機能など特徴のある機能
全員が在宅というわけではなく、社内にもメンバーがいて定期的に社内の数名と在宅ワークのメンバーをつなげて会議をするようなケースがある場合は、まず検討してみる価値はあると思います。
■こんな人にオススメ
✓会社の会議室ともつなげて大規模な会議をするケースのある人
✓セキュリティポリシーを重視する人
✓海外ともつなぐ可能性のある人
✓規模の大きな組織で、まずは試しに導入してみたい人
Web会議サービス比較まとめ
4つのオススメWeb会議サービスを説明しました。
それぞれのサービスごとに特長があり、どのサービスを選んでも在宅ワークの環境にプラスの効果を与えてくれるはずです。
記事を参考に、それぞれの利用シーンにあったサービスを選んで、まずは無料で試してみることをオススメします。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
今回はここまで。
ありがとうございました。