こんにちは、赤虎です。
昨日の米国市場で、宇宙銘柄のアストラ(ティッカー:ASTR)が+23.88%と高騰しました。私は3日前に楽天証券で買えるようになっているのに気が付いて、ASTRに新規INしたばかりでしたので、本当にラッキーでした。
今回の高騰は米国宇宙軍のロケット打ち上げを8月下旬に行うニュース(CNBC記事へのリンク)を受けてのものです。
米国宇宙軍ロケット打ち上げの概要
アストラ社は米国宇宙軍と2つのテストプログラムの契約をしています。
今回はそのうちの一つで、もう一つは今年後半に予定されているとのこと。打ち上げの期間は8月27日から9月11日までとなっています。
「ロケット3」と呼ばれるアストラ社のロケットにより打ち上げられるのは、宇宙軍の小型実証衛星で、アラスカ・コディアック島にあるパシフィック・スペースポート・コンプレックスから打ち上げられます。
米国宇宙軍(United States Space Force,略称:USSF)
2019年12月20日に編制された、宇宙空間を担任範囲とするアメリカ軍の軍種。2021年度~2022年度に宇宙軍の主要部隊の編成が行われる計画となっており、2024年度までに完了させる構想となっている。
2020年度の初期人員は約200名を見込んでおり、最終的には約15,000名規模と想定。
(Wikipediaより引用、一部修正)
アストラ社の株価推移
このニュースを受けて、アストラ社の株価は+23.88%と大きく上昇しました。
ASTRの株価は、IPO初日の2月2日に15ドルで値が付き、そのあと一気に22.47ドルまで駆け上がった後、10ドル付近まで下落し、7月上旬に再度17ドル近辺まで上昇した後は、10ドルを割り込み、急上昇した木曜日の前日の終値は8.25ドルでした。
アストラ社概要とビジネス概況
アストラ社はカリフォルニア州・アラメダに本社を置く、「小型衛星の打ち上げに特化した超小型ロケット」を開発している企業で、2021年2月にSPAC上場しました。
クリス・ケンプ(CEO)とアダム・ロンドン(CTO)の2人の共同創業者の下で「TO IMPROVE LIFE ON EARTH FROM SPACE」というミッションを掲げ、超小型ロケットを用いた安価な宇宙へのアクセス手段を提供することによる、地球上の新しい生活改善を目指しています。
アストラ社CEOのクリス・ケンプ氏によると、同社では今年中に合計3回の打ち上げを行う予定であり、その後年末までに月1回のペースで打ち上げを実行できるように、生産と運用の強化を始める、とコメントしています。
また、アストラ社は「50機以上の打ち上げを控えている」ともコメントしており、来週8/12に予定されている決算発表ではより詳細な情報が発表される予定とのことです。
まとめ:宇宙ビジネスは110兆円市場
宇宙関連市場は2040年に110兆円を超えると言われています。(参考:モルガンスタンレー資料「Space: Investment Implications of the Final Frontier」)
まさに、「これからの市場」です。
110兆円市場のうち、最も大きいのは「観測分野」「電気通信」の分野と言われています。
こうした観測衛星や、通信衛星の打ち上げには、アストラ社のような”安いコスト”で”大量に”衛星を打ち上げることのできるサービスが不可欠なはずです。
今後のアストラ社のサービスに期待したいですね。
&投資は自己責任でお願いします!
ではまた(-ω-)/
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