こんにちは、赤虎です。
今日は、MyPF銘柄関連のニュースが多い!
Zoomは2021年8月9日に「Zoom for Healthcare」プラットフォームのモバイルブラウザベータ版のリリースを発表しました。
$ZM ×遠隔医療
どれだけ運用をシンプルにできるかが勝負ですな。
期待してます☺️We’ve Got a New Way for Telehealth Patients to Easily Connect to Care https://t.co/6LcqkboCq9
— 赤虎めだか🐯 (@akatoramedaka) August 10, 2021
ニュースリリースのポイント
このニュースリリースのポイントは以下の通り。
- Zoomはモバイルブラウザクライアントのベータ版をリリースした
- 初めはiOS対応で、Appleデバイスを利用する患者がZoomを使って医療従事者と簡単に接続できるようになった
- 患者はアプリのダウンロード不要
- 今回のアップデートによりZoomのビデオ会議サービスは遠隔医療の要件に適合した(HIPAA※に準拠した)
- 米国最大の電子医療記録プロバイダーであるEpicと統合されており、保険会社や医療関係者がテレヘルスを進めるハードルは低い
※HIPAA(Health Insurance Portability and Accountability Act of 1996)は、第104回米国議会で制定され、1996年8月21日にビル・クリントン大統領によって署名された米国の連邦法である。医療情報の流れを近代化し、医療機関や医療保険業界が保有する個人を特定できる情報を不正や盗難から保護する方法を規定し、医療保険の適用範囲の制限に対処することを主な目的として作成。
~Wikipediaより引用~
個人的には、Zoomは単なるビデオ会議のアプリケーションというよりも、コミュニケーションの形を変える”Next Communication Platform”になりうるサービス群だと考えています。
医療の分野では、「簡単に(サービスに)アクセスできること」は最も重要な要求仕様の一つです。
そういった観点からも、コロナ禍の混乱する中で圧倒的なスピードと勢いでシェアを伸ばしたZoomには大きく期待しています。
リリースでは、今回のリリースによる患者側、医療機関側のメリットをそれぞれ次のように説明しています。
医療機関への接続をより迅速に
誰もが医療を必要としていますが、誰もが常にテクノロジーを使えるわけではありません。アプリのダウンロードに慣れていない患者さんの中には、サポートを受けるために医師のオフィスに電話をかけなければならない方もいるでしょう。また、Zoomを利用して医師と連絡を取るのは年に1〜2回程度で、そのためにアプリをダウンロードしたくないという方もいらっしゃるでしょう。新しいモバイルブラウザクライアントを使えば、患者さんはメールやテキストで医師からZoomミーティングのリンクを受け取ることができるようになります。予約時間になったら、患者さんはリンクをクリックし、画面の指示に従ってモバイルブラウザで会議を開始するだけでよいのです。
モバイル画面では、”ブラウザから参加 “のオプションが表示されます。
モバイルデバイスを使用せずに遠隔医療を利用したい患者さんのために、Webブラウザから直接Zoomミーティングに参加できるオプションを提供しています。患者さんは、デスクトップPCやノートPCでリンクをクリックして画面の指示に従うだけで、Webブラウザから遠隔医療セッションに参加することができます。
医療機関にとっての5つのメリット
患者さんがケアにアクセスする方法を増やすことは、患者さんの体験を向上させるだけでなく、プロバイダーにとっても便利なことです。それは以下の通りです。
- より合理的なモバイル体験を提供することで、患者さんはアプリのダウンロードに手間取ることなく、プロバイダーやIT専門家が技術サポートに費やす時間を減らすことができます。
- モバイルブラウザを使用する患者さんは、使いやすいシンプルなユーザーインターフェースを利用できるため、注意力が散漫になることもありません。しかし、プロバイダーは、会議のホストの完全なコントロールや仮想背景など、Zoomアプリのすべての利点を得ることができます。
モバイルブラウザークライアントは、患者さんが職場や車内など、どこからでも予約に参加できる機動性と柔軟性をさらに高めます。- すでに提供されているウェブブラウザクライアントは、ソフトウェアをダウンロードすることなくZoomの遠隔医療セッションにアクセスすることができます。
- 拡張スケジューリング機能により、管理者や受付担当者が医療従事者に代わって予約を行い、従来の臨床ワークフローをシミュレートすることができます。
- プロバイダーは、ウェブスケジューラーのメールアドレスや電話番号を公開することなく、Zoomミーティングのリンクを電子メールやテキストメッセージで患者さんに送ることができるようになります。
まとめ:「簡単である」ことにこだわってほしい
まぁ、リリースに書かれていることは現在世の中にある技術でほぼカバーできるものだと思いますが、これをZoomのサービスとして提供することに大きな意味があります。
Zoomがコロナ禍で爆発的に普及した理由はたくさんあると思いますが、個人的には一つは「高品質」かつ「簡単であること」が大きなポイントであったことには疑いの余地はないと思っています。
決してITリテラシーの高いステークホルダーばかりではない医療の世界で、ITを活用したモデルが成り立つのか。
Zoomにはぜひ、
「簡単である」ことにこだわってほしい。
今後の「Zoom for Healthcare」に期待したいと思います。
&投資は自己責任でお願いします!
ではまた(-ω-)/
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