こんにちは、赤虎です。
インデックス投資を中心に、米国株のポートフォリオを組んで趣味の投資を楽しんでいるアラフィフのオヤジです。よろしくお願いします。
アメリカの大統領選挙の前後くらいから、ここ2週間ほどは非常に変動の激しい相場が続いていますね。
私の投資先の銘柄も、好調、不調がはっきりと出てきています。
現在、私のポートフォリオの中でとても大きなリターンを示してくれているものの一つが中国関連株です。
コロナ後の上げ相場をけん引してきたのは言うまでもなく、GAFAMをはじめとしたハイテク銘柄でした。しかし、ここ数日のワクチン関連のニュースや米国債の金利上げなどにより、お金の向かう先が変わってきたように感じています。
今回の記事では、私がウォッチしている銘柄の中から、先日紹介したEV関連を除く中国関連株を紹介します。いずれも、私が使っている楽天証券で買えるものです。
- 趣味の投資先の銘柄を探している方
- 中国に興味がある方
- 楽天証券を使っている方
- 夢を追いたい方(笑)
楽天証券で買える中国関連株式について
楽天証券口座を通じて中国関連株へ投資する方法は大きく分けて2つあります。
- 中国の株式市場で直接株式を購入
- 米国市場に上場しているADR(米国預託証券)や個別株を購入
私個人は主に②の形で米国に上場している銘柄に投資しています。
中国の株式市場で直接株式を購入する
中国の株式市場は大きく分けて「上海」「深セン」「香港」の3つに分けられます。
中国本土 | 香港市場 | ||||
上海市場 | 深セン市場 | メインボード | GEM | ||
A株 | B株 | A株 | B株 |
楽天証券で購入できるのは、上の図のうち「上海市場A株」と「香港市場」に上場している銘柄になります。
楽天証券では決済通貨は日本円で、注文は指値のみの注文になります。
米国預託証券(ADR)を米国の株式市場で購入
米国(NYSEやNASDAQ)市場に上場している銘柄を購入するときは、米国株の取り引きと全く同じ方法です。
決済通貨は日本円とUSドルが選択でき、指値、成行きのどちらでも注文ができます。
ADR(米国預託証券)とは
ADRの正式名称はAmerican Depositary Receiptと呼ばれ、日本語では米国預託証券という名称で知られています。ADRの仕組みを簡単に述べるなら、米国以外の国で設立された企業が発行した株式を裏づけとして米国で発行される有価証券となります。ADRそのものは厳密には株式とは言えませんが、裏づけとなる株式から生じる経済的権利の全てを含む有価証券であるために、株式を保有するのとほぼ同じ効果を得ることができます。
僕はこっちがラクに感じるよ!
中国グリーンエネルギー銘柄&EC関連銘柄
それでは、さっそく私が投資している中国グリーンエネルギーと中国ECに関連する4つの銘柄を紹介します。
小牛電動【ニウ・テクノロジーズ】(ティッカー:NIU)
小牛電動(NIU)は、中国の電動バイク(スマートEVスクーター)メーカーで、「NQi」「MQi」「UQi」の3種類のラインアップの電動スクーターを製造販売しています。
私は、若いころベトナムに出張したときに、ハノイのホテルで朝窓を開けたら、眼下の道路一面スクーターで埋め尽くされていて、とても驚いた経験があります。最近では当たり前になりましたが、当時のそれは強烈に記憶に残っています。
皆さんも、ベトナムや台湾などアジアの国々に行ったときに、そのスクーターの数に圧倒された経験はないでしょうか?
現在はEVと言えばTESLAやNIOなどの「電気自動車」が話題の中心ですが、近い将来はきっとスクーターの領域でもEV化が進んでくるはずです。
今後に強い期待が持てる中国EVメーカーの一つです。
企業名 | 小牛電動【ニウ・テクノロジーズ】 |
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市場 | NASDAQ(ティッカー:NIU) |
ホームページ | https://www.niu.com/en/ |
2020年11月13日終値 | 32.7100US$ |
年初来リターン | 283.47% |
中比能源科技【CBAK・エナジー・テクノロジー】(ティッカー:CBAT)
中比能源科技(CBAT)は、主にリチウムイオン(Li-ion)充電池とその関連製品を製造販売している企業群の持ち株会社です。
最近、電池業界界隈では「全固体電池」が注目を集めていますが、実用化へのハードルはまだいくつもあります。
元旭化成の吉野彰氏らによるリチウムイオン二次電池の発明が、2019年のノーベル化学賞を受賞したことは記憶に新しいと思いますが、リチウムイオン電池はこれからしばらくの間、携帯型電子機器が欠かせなくなった私たちの生活に欠かせない技術・製品であることは間違いありません。
企業名 | 中比能源科技【CBAK・エナジー・テクノロジー】 |
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市場 | NASDAQ(ティッカー:CBAT) |
ホームページ | http://www.cbak.com.cn/ |
2020年11月13日終値 | 6.1500US$ |
年初来リターン | 434.78% |
京東商城【JD・ドットコム】(ティッカー:JD)
京東商城(JD)は中国EC市場シェア第2位の「JD.com」の運営企業で、スマホ向けチャットアプリ「WeChat」を運営するテンセントのグループ企業です。
中国EC市場シェア第1位は天猫(アリババグループ)「Tmall」で、「Tmall」と「JD.com」でシェアの80%を占めています。
「Tmall」と「JD.com」の最大の違いは「Tmall」が楽天モデル(モールに事業者が出店するスタイル)であるのに対し、「JD」はAmazonモデル(自社仕入れして販売する)であることです。
中国国内の旺盛な消費パワーを背景に、2019年には5,769億元(約9.1兆円※2020年11月13日のレート換算)まで売り上げが成長しており、これからも大きな伸びが期待できると考えています。
企業名 | 京東商城【JD・ドットコム】 |
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市場 | NASDAQ(ティッカー:JD) |
ホームページ | https://www.jd.com/ |
2020年11月13日終値 | 92.0800US$ |
年初来リターン | 161.37% |
拚多多【ピンドュオドュオ】(ティッカー:PDD)
拚多多(PDD)は2015年にサービスを開始した、特に中国の地方都市を中心に広がりを見せているEC企業です。
SNSとの親和性がとても高く、スマホやタブレットなどのモバイル端末との相性がとても良いPDDは、SNS経済圏の広がりと合わせてあっという間に中国EC第3位の位置まで成長してきました。
2019年の売上高は43.63億人民元(約690億円※2020年11月13日のレート換算)。2020年度の予想売上は10倍以上の488.07億人民元となっており、今後のさらなる成長が期待されます。
企業名 | 拚多多【ピンドュオドュオ】 |
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市場 | NASDAQ(ティッカー:PDD) |
ホームページ | https://www.pinduoduo.com/ |
2020年11月13日終値 | 151.2900US$ |
年初来リターン | 300.03% |
まとめ:中国グリーンエネルギー銘柄&EC関連銘柄
今回の記事では、私がウォッチしている銘柄の中から、先日紹介したEV関連を除く中国関連株を紹介しました。
中国経済は、今まさに成長の真っただ中にいます。
今までは米国株一本槍という方(私もそうでした)も、少し目先を変えて中国の市場を俯瞰してみてはいかがでしょうか。
ダイヤの原石が見つかるかもしれませんよ!
今回の記事が「趣味の投資」を楽しむ方の参考になれば幸いです。
&投資は自己責任でお願いします!
ではまた(-ω-)/
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