こんにちは、赤虎(@akatoramedaka)です。
コロナショックによる株価の暴落で、ネット証券口座を開設する人が増えているそうです。
私が使っている楽天証券でも、2020年4月3日に”歴代業界最多更新!3月の月間口座開設数16万超に”というプレスリリース(PDFリンク)で口座開設が大きく伸びたことを伝えています。
新規で口座を開設した人の属性を確認してみると、「30代以下」「初心者」「女性」の比率が過去と比較して大きく増えています。
コロナショックで株価に割安感があるためということも理由の一つにはあると思います。
低金利の時代、公的な社会保障に大きなサポートを求めることが難しくなってくる時代において、個人での資産形成を若いうちから学び、実践していくことは本当に大事なことだと思います。
我が家でも、19歳の長男が投資のスタートラインに立ちました。
投資は「ソッコーで金持ちになる」魔法ではなく、長い時間をかけて「ゆっくりと資産を育てていく」ための技術です。
長期に渡って初めに決めた航路をしっかりと守り、投資を継続していくためには正しい知識と、継続的な情報収集と分析・判断が重要です。
今回の記事では、投資初心者にオススメの情報源をまとめてみました。
私の実践している「米国高配当株投資」「インデックス投資」に関係しているものが中心となりますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
投資初心者におススメしたい情報源①:本
初めに、参考になった本を紹介します。
私の場合、本は投資のテクニックというよりも、投資に対する考え方を知るのに有効だったと思います。
投資にはいろいろな考え方や手法があることがよくわかりますが、共通点もたくさんあって、最も大事なことは「自分の方針を決める」ことだということに気づくことができると思います。
ここでは、おすすめの5冊をご紹介します。
本当の自由を手に入れる お金の大学
40万人以上の登録者がいるYouTube「両学長 リベラルアーツ大学」でも日々お金についての有益な情報を発信してくれているリベ大・両学長が満を持して出版してくれた、渾身の一冊。
発売当初からAMAZONでは品切れとなり、あっという間に増刷となりましたね(2020年7月18日現在もAMAZONベストセラー1位)。
投資の技術について細かく書いてあるわけではないですが、「初心者が初めてお金についての勉強をする」という視点に立った時に、必要な考え方がコンパクトにまとまっているという点で良書だと思います。
貯める・稼ぐ・増やす・守る・使うというお金を貯めるために身に着けるべき5つのチカラについて、たくさんの図版と共にわかりやすく解説してくれています。
19歳の全くお金の勉強をしてこなかった我が家の長男氏もわかりやすいと言っていました。
私も「今日が一番若い日」という両学長の言葉に勇気づけられた一人でもあります。
ぜひ、手に取ってみてください。
バカでも稼げる 「米国株」高配当投資
米国株投資で儲けるなんてスタバでフラペチーノを飲むくらいカンタンさ!
で始まるバフェット太郎さんの米国株高配当投資に関する経験や考え方が詰まった良書です。
バフェット太郎さん自身も本の中で「11年前の自分に向けた書いた本」と書いているように、これから投資を始めてみようと考えている20代~40代の人にちょうど良い内容だと思います。
多少口の悪いところはご愛敬。
バフェット太郎さんは、最近YouTubeチャンネル(バフェット太郎の投資チャンネル)を開設してあっという間に大人気チャンネルになっています。こちらもとても良い情報源です!
(2024/11/21 17:55:05時点 Amazon調べ-詳細)
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方
作家・社会評論家の橘玲(たちばな・あきら)さんの本。
日本という国で生きるということは、たくさんの「制度の歪み」の中で生きるということ。
著者はその構造的な歪みを利用する(黄金の羽根を拾う)方が、超過利潤を得るために市場で収益機会を探すよりも効率的に利益をもたらしてくれると説いています(橘玲公式BLOG 橘玲6つのQ&A(Q4/Q5))。
資産を作る方法は、「攻め」のみにあらず、ということを気づかせてくれる良書です。
(2024/11/21 20:47:10時点 楽天市場調べ-詳細)
敗者のゲーム
個人投資家、特にたっぷり時間のある”投資の扉を開けたばかりの新人投資家”にぜひ手に取ってもらいたい世界的な名著です。
著者が薦める資産を育てるための最も確実な方法は「低コストのインデックスファンド」を「無理のない金額で」「時間を分散(ドルコスト平均法)」して「長期に持ち続ける」こと。
いわゆるインデックス投資のメリットについて書かれています。
多くの投資家(あのバフェット氏でさえも!)がインデックスファンドのメリットについて言及している通り、ここに書かれていることを愚直に長期にわたって実践できれば、ゆっくりとお金持ちになれる可能性はかなり高いと考えます。
初版から30年以上たっていても、今なお読まれている理由がよくわかる良書です。
ウォール街のランダム・ウォーカー
「敗者のゲーム」と並んで、インデックス投資の世界的な名著と言われるベストセラーの日本語版。
私が購入した時には無かったのですが、最新版では仮想通貨についての話題にも触れられているようです(否定的な内容のようですが)。
たっぷり時間のあるインデックス投資家には、少し読み応えのある本ですが一読することをお勧めしたい良書です。
(2024/11/21 20:47:10時点 楽天市場調べ-詳細)
投資初心者におススメしたい情報源②:ホームページ、ニュースサイト
これから投資を始めようとする方にとって必要なことは、新鮮かつ正しい情報をベースに考えることだと思います。
「事実」をもとに「自分で」判断するために、優良な情報源を活用しましょう。
また、ファンドやETFのデータを確認する時には、運用会社のホームページも参考になります。
モトリーフール(The Motley Fool)
モトリーフール(The Motley Fool)は米国の個人投資家向け情報サイトです。
米国株投資家必見の優良な情報がたくさん掲載されています。
無料メールマガジンに登録すると、米国本場の情報が満載の「スペシャルフリーレポート」を閲覧することができ、定期的に米国株市況の情報が届きます。
米国株投資をこれから始めようとする人向けのコンテンツも充実しているので、初心者にもおすすめです。
MORNINGSTAR(モーニングスター)
モーニングスターは投資信託の格付け評価を中心として、アナリスト等によるグローバルな金融・経済情報の提供をしています。
公式YouTubeチャンネルでは投資家に向けたファンドの紹介動画やIR対談などのコンテンツを配信しています。
また、アレクサアプリも提供していて、スマートスピーカーなどから登録した銘柄の最新の基準価額情報や指数情報などを確認することができます。
Bloomberg(ブルームバーグ)
ブルームバーグは第108代のニューヨーク市長にもなったマイケル・ブルームバーグによって設立された経済・金融情報を中心とした総合情報サービス会社です。
ホームページでは金融、経済ニュースはもちろんのこと、世界中の株価指数や先物指数、ファンドの情報などを確認することができます。
動画のコンテンツも充実していて、マーケットのニュースにとどまらず、経済に影響を与えるような様々なニュースを届けてくれています。
日本取引所グループ マーケット情報
日本取引所グループ(JPX)は、東京証券取引所、大阪取引所、東京商品取引所等を運営する取引所グループです。
マーケットのページでは、株式、先物・オプション、株価指数から統計情報など、投資をする上で必要されるであろう様々な情報を得ることができます。
投資分析ツールの紹介(TradingView)
最後に、投資分析ツールの紹介です。
投資を続けていると、データを分析したり、自分の投資に関する記録を取っておきたくなったりする時が必ず来ます。
そういった状況の時に、無料で使えるツールがあります。
「TradingView」はトレーダー・投資家のためのソーシャルネットワークで、マーケットの様々な情報を提供しています。
その中でも、特筆すべきはチャート分析ツールの使い勝手がとても良いこと。
画像のようなチャート分析画面を無料で使えます。
また、チャートは画像として、あるいはウィジェットとして保存し、ブログに掲載したり、自分の投資記録に活用したりできますので、興味のある方は一度確認してみるのが良いかと思います。
チャートの画像をブログに貼ったりすることが規約違反となるツールも多い中、TradingViewはルールを守って行えば利用規約上問題ない(利用規約へのリンク)ので、今後投資についての情報発信を考えている方にも知っておいていただきたいと思っているツールです。
投資を始める方へオススメしたい情報源まとめ
今回の記事では、投資初心者にオススメの情報源をまとめてみました。
私の実践している「米国高配当株投資」「インデックス投資」に関係しているものを中心に、これからたっぷり時間をかけて資産形成していこうという方に役に立ちそうな情報を整理しました。
新鮮で質の高い情報をベースに、航路を守って長期の資産形成に取り組んでいくことは成功への近道だと思います。
今回の記事が皆さんの参考になったらうれしいです。
(^^♪