こんにちは、赤虎です。
今週は、大注目のイベント、FOMCがありました。
FOMCではパウエル議長は市場参加者を混乱に陥れることなく今後の方針の大幅修正に成功しました(関連記事:FOMCでパウエル議長は市場参加者を混乱に陥れること無く今後の方針の大幅修正に成功(ETF Gateway 2021.6.7))。
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ETFゲートウェイ 記事更新🎊
\@hirosetakaoに、ご寄稿頂いている最新記事を公開🗽✍今回の記事は…
『FOMCでパウエル議長は市場参加者を混乱に陥れること無く今後の方針の大幅修正に成功』ぜひ、ご覧ください😊https://t.co/YnbTVoDPbQ
— インヴァスト証券株式会社 (@invast) June 17, 2021
パウエル議長の会見要旨は以下の通り。
- 政策金利は現状維持、債券買い入れプログラムも変更無し
- ある時点でテーパリング(債券買い入れプログラムの縮小)を始める意図を明確に発言
- FRBの注目ポイントが失業率の改善からインフレ対策へと変化
この会見を受けて、当面のインフレ懸念が後退したことにより米国債が買われ、長期金利が低下。グロース株は全面高の展開となりましたが、反面金融株やエネルギー、素材株などは値を下げました。
週の後半はその流れが継続し、テック・グロース株には追い風の展開が続きます。
さて、今週の振り返りです。
今週のニュースとマーケット
今週のMy銘柄関連ニュース
今週も引き続き、MyPFには良い地合いとなりました。
特に最もPFの中で大きなシェアを占めているZMの週足チャートが大変いい形になり、MACDも上抜け、いよいよ本格的な上昇局面に入ってくれそうな雰囲気です。
今週のじっちゃま
6/18に、じっちゃまの楽天証券セミナーLive「乱高下の米株市場、コロナ後の相場の見通しと注目銘柄とは?」がありました。※リンクからアーカイブにアクセスできます。
直近の相場の解説と、注目銘柄の紹介がありました。
紹介された注目銘柄は、BIIB(バイオジェン)、MQ(マルケタ)、ZM(ズーム・ビデオ)、OKTA(オクタ)、DOCU(ドキュサイン)でした。
バイオジェン以外は全てMyPFのコア銘柄たち。
安心してホールドできそうです( *´艸`)
ばっちゃま(@jicchamatome)がまとめツイートをしてくれています。いつもながらスピードと正確なまとめに感謝です・・・_(_^_)_
👴ビデオサマリー(6/18)
– 株式相場の見通し: 7月は上、8月は転換点(8月下旬からは要注意)、9月10月は難しい展開
– FRB: 8月頃を目処にテーパリングが始まりそう、今後のフォーカスは物価の軟着陸(今までのフォーカスは失業率だった)— ばっちゃまの米国株🇺🇸👵🏻 (@jicchamatome) June 18, 2021
今週の後藤さん
今週の後藤さん(@goto_nikkei)情報まとめ。
いつもありがとうございます。
FOMCまとめの速報ツイートです。
◆FOMCまとめ
さきほど記者会見が終わりました。とりいそぎ要点まとめです。スピード最優先のため、不十分なところもあると思います。ご感想などつぶやいて頂ければ幸いです。皆様のフィードバックを受けて、また試行錯誤を重ねていきます
※さきほどのツイート一部誤記があり削除し再投稿しました🙇♂️ pic.twitter.com/xGNy3BTtq9— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) June 16, 2021
続いて、失業保険申請状況。新規申請は再び増加、継続需給も横ばいの状況。
割り増し失業保険の影響も大きそうです。
🇺🇸失業保険
下記の通り、新規申請が再び増加しました。継続受給は市場の減少予想に対して横ばい。手厚い失業保険が影響しているのか、求職になお鈍さがあるようです(注)米雇用は今後の金融政策や金融市場を左右します。この統計は週次で速報性が高く、このフォーマットで毎週ツイートしています pic.twitter.com/GL1L2JlBlG
— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) June 17, 2021
続いて、3分解説が2件。「米国債金利」と「イールドカーブ」です。
本当にコンパクトにまとまっていて、素晴らしいコンテンツです。
◆ 3分で
好評の「3分解説」、今回は「米国債金利」。2月も似た解説をしましたが、当時よりフォロワーが10万人ほど増えており、作り直しました。金融になじみのない方にも読みやすくし、内容も最新情勢を反映しました。第4弾も近く投入します。ご意見など、つぶやいていただければ今後にいかします pic.twitter.com/okG1qKQhPn— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) June 12, 2021
◆休みでしたが
「数日ツイート休みます」とつぶやきましたが、臨時で投稿します。18日に🇺🇸2年債金利が上昇し、10年債は低下するねじれが起こり、株価が下がりました。わかりにくい動きなので、「イールドカーブ」というキーワードを3分解説でまとめました。なおツイートはもうしばらくお休みします🙇♂️ https://t.co/XP3E1Yx4aH pic.twitter.com/wdmDFpYdXn— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) June 19, 2021
今週のマーケット
S&P500全体のヒートマップ(週間パフォーマンス)は、強かった銘柄が限定されていた印象です。金融、素材、エネルギーは厳しい週でした。来週以降も引き続きこの動きが継続するのでしょうか。
長期金利・株価指数の推移
今週の長期金利、及び主要株価指数の推移【3週前(5/28)⇒今週末(6/18)終値】
長期金利(米10年国債利回り)はさらに下がって1.443。VIXは20.70と低い水準ではあるものの、週で26.07%も変動しました。
指数はNASDAQ100だけが週次でプラスとなり、ダウは大幅に下落した1週間でした。
米国株ポートフォリオの週間記録
- 個別株PF増減:+1.99%
- 個別株買い:なし
- 個別株売り:なし
米国株PFの全体推移
PF全体では年初来で+47.08%となりました(買い増し資金入金額込み)。
年初来の利回り(新規入金額を除いたPF増減率)は、+21.97%となりました。
今週も引き続きテック・グロース株が好調で、じわじわとパフォーマンスが改善しています。
来週以降に引き続き期待 ( *´艸`)
米国株PFの資産割合
全体サマリは大きな変更無し。
- コア資産=安定株(GAFAM+RPRX)+インデックス(投資信託+ETF)+キャッシュ
- サテライト資産=上記以外の株式+暗号資産(BTC、ETH)
米国株PFの個別銘柄リスト
今週も引き続き、良い感じで上向きです。
来週もこんな感じだと嬉しいです。( *´艸`)
まとめ&今週のつぶやき
今週のFOMCのパウエル議長の会見を見て、「地ならし」と「タイミング」の大切さと、ステークホルダーに対する毅然とした、事実に基づいた説明の大切さを強く感じました。
特に、昨今テレビで目にする我が国のパブリックスピーカーと比較して、我が国のリーダーと言われる人たちのなんと貧弱なことか。
しばらくたって、このコロナ禍が歴史として語られるようになった時、「パウエル議長のこの一連の振る舞いが米国経済を立ち直らせた」と称賛されることになるかもしれません。
それほど見事な”手のひら返し”でした。
見習わねば。
&投資は自己責任でお願いします!
ではまた(-ω-)/
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