こんにちは。赤虎です。
Chromebook(クロームブック)のCMを最近TVでも見るようになりました。
私はずっとメインPCにWindowsを使っていましたが、3年前からモバイル(持ち運び)用にChromebookを使っています。
ブログの更新やSlackでの取引先とのやり取り、ちょっとしたメールのチェック、Webでの調べ物、といったいわゆる”軽い”仕事にはChromebookはちょうどいい選択肢だと思います。
ただ、やっぱりWindowsのPCやMacとは使い勝手が多少違うのも事実です。
この記事では、Chromebookの購入を検討している人向けに、私が3年Chromebookを使ってきて感じたWindowsPCとの違いや、良い点、悪い点についてまとめました。
この記事が、Chromebookの購入を迷っている人の参考になると嬉しいです。
Chromebookとは
Chromebook(クロームブック)とは、一般に「パソコン」といったときにイメージするWindowsやMacではなく、Googleが開発した「Chrome OS」を搭載したノートパソコンを指します。
最近はTVのCMでも目にする機会が増えてきたので、興味を持っている人も多いと思います。
私が使っているChromebookは「ASUS Chromebook Flip C101PA」という製品です。
3年前、というと「すでに型落ちじゃん」という感じもするかと思いますが、Chromebookは自動更新でソフトウェアの自動アップデートもしてくれますし、もともとPC自体にはあまり機能を持たせていないので使っていて「古さ」を感じることはありません。
10インチの液晶はタッチパネルにも対応し、360°回転可能なため、利用シーンによってはタブレットのようにも使うことができます。
ChromebookとWindowsPCを比較
全くの自己流比較で、ChromebookとWindowsを比較してみます。
Chromebook | WindowsPC | |
価格 | 安い (2万円台~7万円台) | ピンキリ (5万円台~) |
機種の選択肢 | 少ない | 多い |
ネットワーク | 必須 | なくても使える |
セットアップ | 超簡単 | 面倒なこともある |
セキュリティ対策 | 気にする必要無し | 必須 |
ストレージ容量 | 小さい | 大きい |
アプリの選択肢 | 少ない | 多い |
Chromebookの良いところ
- 安くても使える
- セットアップが楽
- セキュリティ対策が不要
安くても使える
Chromebookは安いです。
これは、とっても大事なことだと思います。
比較サイトで相場を見てみると一番安いもので3万円弱。
一番高いものでも、7万円台前半でした。
※価格はいずれも2020年3月10日現在の価格
WindowsPCでも安いものは2万円台前半から手に入りますが、低価格で手に入るモデルはメモリがWindows10の最低推奨の4GBで、複数のアプリを使ったりすると動作が遅くなって不満、ということが多いです。
一般的な使い方では個人的にはメモリ8GBは必要と思っていて、そうすると最低でも5万円台(価格.comでは5万円を切るモデルも1つだけありました)になってしまいます。
ちなみに、私が使っている「ASUS Chromebook C101PA」は買った時は確か3.5万円くらいだったのですが、さっき見たら4万円台になってました!値上げ?
セットアップが楽
セットアップがものすごくラクなのはChromebookの大きなメリットですね。
Chromebookはクラウド上に環境設定が保存されているので、自分のGoogleアカウントとパスワードを入力するだけで、いつもの環境ですぐに使い始めることができます。
GoogleドライブやGmailを使っていれば、Officeソフトやメールソフトをインストールする手間も一切かかりません。
もちろん、複数の人でPCを共有したりする時も便利ですね!
セキュリティ対策が不要
Chromebookは強固なセキュリティを備えています。
様々なセキュリティ修正は基本的に自動更新で行われますので、”ウイルス対策ソフト”を入れたり、パターンファイル(ウィルス定義ファイル:定期的に更新が必要なもの)を更新したりする面倒な作業は必要ありません。
Chromebookがもう少しなところ
- 選択肢が少ない
- ネットワーク環境が必須
- 周辺機器・アプリが限定される
選択肢が少ない
Chromebookは選択肢が少ないです。
価格.comで確認したところ、Chromebookは現在18製品がラインナップされていました。
対するWindowsPCは1,031製品がラインナップされていますので、その差は圧倒的です。
「人とは違うものがいい」という方には選択肢が多いほうが良いという方もいると思いますが、そもそもChromebookを使うこと自体が時代の最先端だったりすると思うので、18製品の中からお気に入りを選ぶことを強くお勧めします(^_-)-☆
ネットワーク環境が必須
Chromebookはネットに接続されていないと(ほぼ)使えません。
基本的なアプリもWebサービスなどで提供されたもの(Googleドライブとか)を使うことが前提なので、ネットにつながっていないChromebookはほとんど「タダの板」です。
自宅ならWiFi、外出先ではモバイルWiFiやテザリングで接続して使いましょう。
周辺機器・アプリが限定される
Chromebookで周辺機器を使おうとしたときに、設定などで困ることがあります。
私がChromebookを使い始めたころは、これが結構大きな問題でした。
特にプリンターとの接続が結構面倒だったのですが、イマドキのプリンターはWiFiにつながるようになっているものも多く、WiFi経由で簡単につながるようになったのでプリンター問題はほぼ解消しています。
ただ、ICカードリーダーとか、他の周辺機器でもデバイスドライバ(周辺機器を制御するためのソフトウエア)がChromeOSに対応していないことがあるので、注意が必要です。
また、パッケージで提供されているソフトがChromeOSに対応していないことがあります。
Microsoft Officeなど、Office系アプリの場合はGoogleAppsやOffice365などのクラウドサービスでカバーできますが、どうしてもダメ、というケースもあるかもしれませんね。
Chromebookおすすめの理由まとめ!
Chromebookおすすめの理由について説明しました。
さらにChromebookに興味を持っていただけましたか?
Chromebookは使い道を選べば使い勝手が非常に良いです。
- 安くても使える
- セットアップが楽
- セキュリティ対策が不要
というこの記事でも説明した3つの良いところに加えて、起動も早くて出先でサッと使えるし、デザインもイマドキのものが多くて所有欲も満たしてくれる。とても良い選択肢だと思います。
「ブログ編集やWebアプリの利用がメインでクラウドストレージにデータを保管している」といった人や、「(重い作業用には)メインのPCが1台ある」というような方にはぜひおすすめしたいです。
今回はここまで。
ありがとうございました!