こんにちは、赤虎です。
私の愛車アウディTTですが、2020年8月に納車されてから、もう少しで3年が経過します。
走行距離も70,000kmを超えてきて、気になってきたポイントの一つが「乗り味の変化」です。
TTへの乗り換え当初は前の通勤車だったA3セダン(2016年式)の足がコンフォート寄りだったこともあり、「ずいぶんしっかりした足だなぁ」と思っていたのですが、少し距離が伸びてくると段差のイナシに角が立っているように(表現難しいけど)感じられるようになり、さらにだんだんコーナーでのロールが気になるようになってきました。
そこで、早速SNSなどでレビューや口コミを収集。
ショックの交換を検討することにし、2023年2月に純正ショックからの交換でKONI Special Activeを装着しました。
ショック交換から1か月ほど経過した結論としては、TTとKONI Special Activeの組み合わせに大変満足しています。
今回の記事では、高性能で魅力的なアウディTT(8S)に、KONI Special Activeを装備することによる快適で安定したドライビング体験について書きます。
KONI Special Activeと比較対象各モデルとの比較
KONI Special Activeの購入にあたって比較対象として検討した製品は、以下の2つ。
ほかにも無いかといろいろ調べましたが、愛車TT(8S)に適合する製品がまだあまり選択肢が無い上に、サーキット走行などを意識したようなモデルや40万近くもするような高額な製品は最初から候補にならず。
ブランド | モデル名 | 特徴 |
---|---|---|
KONI | Special Active | FSD技術を搭載し、応答性と乗り心地の両立が可能。耐久性とメンテナンス性にも優れる。(市場価格:約9万円) |
KW(カーヴェー) | Coilovers Version-1 | 乗り心地を重視、快適性を追求したエントリーモデル。減衰力調整機能がないものの、高品質なコイルオーバーキット。乗り心地とハンドリング性能を向上させる。(市場価格:約20万円) |
上記2つの製品はどちらも以下の条件は満たしています。
- 通勤メインの利用なので、車高は純正同等がベストであまり落としたくない
- どちらかというとアグレッシブな感じより、コンフォートに寄せたい
- あまり高価な車高調は避けたい
- 減衰力調整などは不要
最終的に価格差が2倍もあるのでは検討するまでもなく、2023年2月にKONI Special Activeに交換しました。
KONI Special Activeの技術と特徴
革新的なFSD技術を搭載したKONI Special Activeは、驚くべき応答性と優れた乗り心地を両立させたサスペンションです。FSD(Frequency Selective Damping)技術は、路面状況に応じて自動的にダンピング力を調整することができ、快適な乗り心地と高いハンドリング性能を両立させています。
また、KONI Special Activeは耐久性にも優れており、長期間使用しても性能が持続します。さらに、複雑なコンピューター制御や電子センサーなどを使用していないため、他のサスペンションと比較してもメンテナンス性が良く、純正のショックアブソーバーと同じく手間がかからない点も魅力の一つです。
KONIは信頼性と実績を兼ね備えた業界トップブランド
KONIは、1932年に創業されたオランダに本拠地を置く世界的なサスペンションメーカーです。同社は、ショックアブソーバーやサスペンションシステムの開発・製造において、高品質で革新的な製品を提供し続けています。自動車業界だけでなく、鉄道車両やバスなど幅広い分野で、KONI製品が活躍しています。
KONIは、特に高性能車やスポーツカー向けのショックアブソーバーで名高く、F1やラリーなどのモータースポーツでも使用されることが多いです。同社の特徴として、革新的なFSD(Frequency Selective Damping)技術が挙げられます。FSD技術は、路面状況に応じて自動的にダンピング力を調整し、快適な乗り心地と高いハンドリング性能を両立させることができます。
KONI製品は、耐久性やメンテナンス性にも優れており、世界中の自動車愛好家から高い評価を受けています。同社は、常に技術革新を追求し続けており、新しい製品開発や研究に力を入れています。そのため、KONIはサスペンション業界において、信頼性と実績を兼ね備えたトップブランドとして認識されています。
KONI Special Active×アウディTTの組み合わせは?
アウディTTにKONI Special Activeを装備することで、さらなる安定性とコーナリング性能が向上し、高速域での快適性も増します。具体的には、FSD技術により、路面の凹凸や路面状況に応じてダンピング力が自動的に調整され、乗り心地が向上。アウディTTの優れたハンドリング性能がさらに高まり、ドライバーはより速く、より安全にコーナリングを楽しむことができます。
乗り心地はかなりマイルドになった気がします。特に、首都高など少しオーバースピード気味にコーナーに入った時でも今までよりも足が伸びる感じがして、ロールが少ないように感じます。なんか、運転がうまくなったと錯覚するような感じ。
街中の低速走行時も、ごつごつした感じはなく、これは良い買い物をした!と感じています。
また、KONI Special Activeは耐久性に優れており、長期間使用しても性能が低下しにくいため、経済的なメリットもあります。さらに、メンテナンス性が良いため、ショックアブソーバーの点検や交換が容易に行えます。(実際はDIYのケースは少ないと思いますが、ショップに任せた場合でもメンテナンスコストは複雑な機構のものと比較して安価に抑えられると思います)
最後に、ほとんど自己満足の世界ですが、KONI Special Activeの真っ赤なサスペンションが足元に”チラッ”と見えるところがなかなかシャレオツです。車に興味のない人でもわかるくらいの「なんかイジッテある感」を演出でき、所有する満足度が向上します。(私だけかな)
KONI Special Activeの交換作業の費用と作業時間
今回の作業では、車高は落としたくないという条件のため、スプリングは純正再利用。
少し落としたい、という方はアイバッハプロキットなんかが、適度に(20-30mm)落ちて乗り心地をそれほど損ねることもないようです(様々なSNSのレビューを読み漁りましたので、ご参考まで)。
同時にアッパーマウント、バンプラバー、ダストブーツも(これまたSNSで評判の良かった)SACHSのものに交換。
そして、最終的に準備したもののリストは以下の通り。
・KONI Special ACTIVE アウディ TT 8S用(フロント、リアセット)
・SACHS マウント(ベアリングセット)
品番:(803024)、(803010)
・SACHS サービスキット(バンプラバー&ダストブーツ左右セット)
品番:(900348)、(900381)
作業は足回りの作業に定評のあるショップに依頼。作業時間は約6時間。朝預けて夕方出来上がりの連絡をもらいました。
費用はモノと作業工賃、アライメント調整込みで189,524円となりました。
KONI Special Activeは普段使いに超おススメ!
締めに、KONI Special Activeの満足度について。
個人的には1か月、約1,000km程度の走行後の感想は、120%大満足です。
私はサーキットとか、峠を攻めたり(表現古いかな?)とか、そういう使い方はしないので、少なくとも日常利用+オフの時に気持ちよくドライブするような使い方が前提ですが、運転席だけでなく、助手席の奥様にも大変好評を得ています。
我が家の奥様の愛車はアウディQ5で、どちらかというとアウディの乗り味には慣れている方だと思うのですが、その奥様も「なかなか気持ちいい乗り心地ね」というくらい。
きっと、(私の読みづらい文章を)ここまで読んでいただけた方は、ショックの交換を真剣に考えている方だと思うのですが、「普段使いの車」という条件の下では自信をもってお勧めできる優秀な製品だと思います。
この記事が、KONI Special Activeの購入を検討している方の参考になれば幸いです。
そして、KONI Special Activeに交換して、ぜひ気持ちの良い乗り味を体感していただきたいと思っております。
オマケ:AudiグッズはAmazonで調達がおすすめです
最後にオマケです。
Audiのパーツや消耗品など、皆さんはどこで購入していますか?
実はAmazonでもお得にAudiグッズが手に入ります。
中には若干品質が怪しいもの(笑)もありますが、オイルなどの消耗品はディーラーで購入するよりもかなり安く購入できます。私も1リットルのオイル缶を家に常備しています。
1本あるとオイルレベル低下の警告がついたときにもすぐに補充でき、耳障りな警告音を長時間聞かなくて済むのでオススメです。
一度、Amazonのサイトをご覧ください。
掘り出し物が見つかるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは良いAudiライフを!