こんにちは、赤虎です。
私の愛車TT号(Audi TTクーペ 2.0TFSI quattro MY2016)は、主に通勤車として活躍しており、毎日毎日、雨の日も、晴れの日も快適な通勤時間をもたらしてくれています。
そんなTT号が現在装着しているタイヤは「Continental Extreme Contact DWS06」というオールシーズンタイヤ。
私の住んでいる地域(関東南部)は年に数回、電車が遅延したり、ノーマルタイヤの車が立ち往生したりするくらいの降雪があります。まぁ、大雪の時は奥様のスタッドレス装着Q5に任せるとして、TTに乗っているときの突然の降雪時にもドキドキしたくない。
そんな地域で普段使いするにはオールシーズンタイヤという選択は、実に理にかなっていると考えています。
今のタイヤも、2020年10月に装着して、約2年半が経過。その間の走行距離も約36,000kmとなり、そろそろ次のタイヤを検討する時期になりました。先日のフリーウェイプラス・プロフェッショナルチェック(いわゆる6か月点検)時点での残り溝はフロント4.9mm、リア4.1mm。
半年に1回程度はローテーションしているので、近々ローテーションで前後入れ替えたら、次は買い替えのタイミングですね。
そんな状況で、最近はオールシーズンタイヤのラインナップも各メーカー出揃ってきたので、市場調査もかねて記事を書きました。
最後までお付き合いいただければ幸いです。それではよろしくお願いします。
アウディTT向けオールシーズンタイヤ選びのポイント
アウディTTはスポーツカーながらも日常使いも快適にこなせるかなりコスパの高い車種だと思います。そんなアウディTTオーナーの一人である私が普段使いのタイヤに求める性能は以下の条件。
- 不意の雪にも対応できる安心感
- 毎日使いでも長く使える耐摩耗性
- それなりにスポーツ走行にも対応できること
- それなりの静粛性を備えていること
- 雨の日でも不安なく走れるウェット性能
- コスパに優れていること
- 欧州車に履いていてもそれなりに絵になること
(タイヤが不釣り合い・・・( *´艸`) と思われないこと)
まぁ、要は全てにおいて”それなり”にこなしてくれる、オールマイティーさが欲しいということですね。
オールシーズンタイヤのメリットとデメリット
オールシーズンタイヤは、夏の路面から、冬場の急な降雪時まで、気候の変化を気にせずに一年中使えるのが最大のメリットです。ただし、サマータイヤやスタッドレスタイヤと比較すると、それぞれの季節に特化した性能は劣ることがあります。
しかし、雪国でもなければ、サーキット走行もしない、私のような使い方にはまさにストライクゾーンど真ん中かと。
その証拠に、ドイツのリサーチ会社GfKの日本法人、GfK Japanの2022年8月の調査レポートでは以下のように報告されています。
近年注目が集まるオールシーズンタイヤは特に店頭で大きく伸長しており、2022年上半期の数量前年比は36%増であった。GfKが2022年4月に実施した消費者調査では、直近1年以内に夏タイヤを購入した3,294名のうち17%がオールシーズンタイヤの購入を検討したと回答しており、今後さらなる拡大を遂げる可能性はある。
雪道性能の違い:「M+S」と「スリーピーク・マウンテン・スノーフレーク(3PMSF)」
「M+S」(Mud and Snow)は、泥や雪での性能を示すタイヤのマークです。一般的には、主に冬用タイヤに見られるマークで、冬の路面状況に対応したトレッドパターンやゴムの柔軟性を持っていますが、冬タイヤに求められる最高水準の性能を保証するものではありません。
一方、「スリーピーク・マウンテン・スノーフレーク(3PMSF)」は、より厳密な冬用性能を示すマークで、特定の冬用性能試験に合格したタイヤにのみ付けられます。このマークがあるタイヤは、雪や氷での性能が優れており、厳しい冬の条件でも安全性を確保することができます。オールシーズンタイヤにもこのマークが付くことがあり、そういったタイヤは夏と冬の両方で使用できるため、タイヤ交換の手間が省ける利点があります。
オールシーズンタイヤブランドとモデルの選択肢【2023年4月】
以下に、アウディTT 8Sに適合するおすすめのオールシーズンタイヤを紹介します。サイズは245/40R18で確認しました。
ミシュラン:CrossClimate2
「雪も走れる夏タイヤ」とメーカーページにも堂々と表現されている、急な雪での安心性能と優れた夏タイヤ性能を両立させた、シリーズ最新作のタイヤです。スリーピーク・マウンテン・スノーフレークマーク(3PMSF)付きで、高い雪上性能は高速道路冬用タイヤ規制時でもチェーン装着不要で走行可能。
新開発のサーマル・アダプティブ・コンパウンドはドライ、ウェット、雪上路面などさまざまな路面状況で一年を通じて快適な走行を実現。
新しモノ好きの私には、ビビッとくる製品ですが、トレッドパターンがいまいちカッコ悪い・・・。
ブリヂストン:Weather Control A005 EVO
高いウェット性能と雪道対応力が魅力のブリジストン初のオールシーズンタイヤで、国産の雄・ブリジストンらしく静かな走行を提供します。また、耐摩耗性に定評のあるTURANZA T005同等レベルでの耐摩耗性能を持ち、経済性に優れています。
こちらもスリーピーク・マウンテン・スノーフレークマーク(3PMSF)付き。高速道路で「冬用タイヤ規制」が実施されていている場合でも、走行することが可能です。
グッドイヤー:Vector 4Seasons Gen-3
コストパフォーマンスに優れたオールシーズンタイヤで、ウェット性能や雪道性能が高く評価されています。さらに、耐摩耗性も高いため、長く使い続けることができます。スリーピーク・マウンテン・スノーフレークマーク(3PMSF)付き。
ミシュランのCrossClimate2と同じくタイヤのトレッドパターンが少し変わっているため、見た目で好き嫌いのある人がいるかもしれません。ちなみに私はあんまり好きじゃない感じ・・・。
ピレリ:Cinturato ALL SEASON SF2
長寿命化とさまざまな気象条件での安全性に焦点を置き、都市部でのドライブとツーリング走行での製品性能を満たすように設計された新世代オールシーズンタイヤ。ウェット路面はもちろん、スリーピークマウンテン・スノーフレーク(3PMSF)付きで雪道にもしっかり対応できる。
ドライ路面での運転もスムーズで安定感があり、安心して使えるオールシーズンタイヤです。
一部のレビューにゴムの劣化が早いかも、というコメントがありましたがこちらは検証のしようが無いですね・・・。
SNSでも良い口コミの多いタイヤですね。価格も比較的安価で候補の一つ。
コンチネンタル:ExtremeContact DWS06 PLUS
今使っているタイヤの後継となる、コンチネンタルのExtremeContact DWS06 PLUS。
ExtremeContact DWS06 plusは、ウェット性能、ドライ性能、雪道性能のバランスが抜群なオールシーズンタイヤです。スポーツカー向けに開発されたタイヤで、高速走行時の安定性やハンドリング性能に優れています。また、静粛性にも配慮された設計で、快適なドライブをサポートします。但し、スリーピークマウンテン・スノーフレーク(3PMSF)の刻印はなく、M+Sマークのみで、雪道性能はワンランク落ちる。
ウェアインジケーターが搭載されており、タイヤの摩耗状況が一目でわかるため、適切な交換時期が把握しやすいのも魅力です。このタイヤは、1年中安心して使えるオールシーズンタイヤとして高い評価を受けています。
これは私も現在履いているタイヤなので、その性能の高さはよくわかっていますし、その後継ということは、更に性能が向上しているに違いありません。
しかも、口コミも良好。当然ながら有力候補の一つ。
・・・うーん。悩む。
コンチネンタル:All SeasonContact
最後に、コンチネンタルタイヤが2021年9月に国内発売したオールシーズンタイヤ、All SeasonContact(なんか当初はヤナセ販路のみでの販売だったとか(噂))。
メーカーページでは独自のシリカ・コンパウンドが年間を通じて優れたグリップ力とブレーキ性能を発揮し、低燃費でコントロール性も高い、と万能選手っぷりがアピールされています。
2022年にヨーロッパの自動車雑誌・クラブが実施したオールシーズンタイヤ評価テストでトップ3入りを5回達成したという実力製品で、前出のExtremeContact DWS06 PLUSの上位互換とも言えそう。
ExtremeContact DWS06 PLUSと比較した最も大きな違いは、AllSeasonContactは「スリーピークマウンテン・スノーフレークマーク(3PMSF)」の刻印があること。つまり、「マッド&スノー(M+S)」だけのExtremeContact DWS06 PLUSよりも更に雪道性能が高いということです。
更に悩みが深まります・・・。どこまで雪道性能を求める必要があるのか?
もう少し調べてみる必要がありそう。
候補モデルの価格相場比較(2023.4.17現在)
ざっとネットショップを検索して、各モデルの価格相場を見てみました。サイズは全て245/40R18での比較です。
結果は以下の表の通り。
タイヤメーカー | モデル名 | 4本価格(円) |
---|---|---|
ミシュラン | CrossClimate2 | 約124,000円 |
ブリヂストン | Weather Control A005 EVO | 約116,000円 |
グッドイヤー | Vector 4Seasons Gen-3 | 約168,000円 |
ピレリ | Cinturato ALL SEASON SF2 | 約101,000円 |
コンチネンタル | ExtremeContact DWS06 PLUS | 約57,000円 |
コンチネンタル | AllSeasonContact | 約120,000円 |
ExtremeContact DWS06 PLUSのコスパの良さが群を抜いています。1機種だけM+Sだけど。
次点はピレリのCinturato ALL SEASON SF2。価格差約4.5万円。ここも捨てがたい。
更にコンチネンタルの上位機種AllSeasonContactもメッチャ気になります。
まとめ:アウディTTオーナーにおすすめのオールシーズンタイヤ
アウディTTオーナーにおすすめのオールシーズンタイヤを紹介しました。
タイヤ選びは、自分の走行環境や好みに合わせて行うことが大切です。今回紹介したタイヤは「普段使いにおすすめのオールシーズンタイヤ」でした。
今回の記事がタイヤ選びの参考になれば幸いです。
私ももう少し悩みたいと思います。
オマケ:AudiグッズはAmazonで調達がおすすめです
最後にオマケです。
Audiのパーツや消耗品など、皆さんはどこで購入していますか?
実はAmazonでもお得にAudiグッズが手に入ります。
中には若干品質が怪しいもの(笑)もありますが、オイルなどの消耗品はディーラーで購入するよりもかなり安く購入できます。私も1リットルのオイル缶を家に常備しています。
1本あるとオイルレベル低下の警告がついたときにもすぐに補充でき、耳障りな警告音を長時間聞かなくて済むのでオススメです。
一度、Amazonのサイトをご覧ください。
掘り出し物が見つかるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは良いAudiライフを!