こんにちは、赤虎です。
今回の記事では、PC作業の時短術TipsとしてWindowsショートカットキーを紹介します。
有名どころだとコピペ(コピー&ペースト)をするときの、「Ctrl+C」「Ctrl+V」は良く知られていますし、皆さんも使ったことあると思います。
実は他にも、資料作成やパソコン仕事の効率化の助けとなるショートカットキーはたくさんあります。
さぁ、ショートカットキーを使いこなして仕事をラクにしていきましょう!
ショートカットキーとは
ショートカットキーとは、PCのキーボード上の一つのキーもしくは複数のキーの組合せで様々な操作ができるようにあらかじめ機能が割り当てられているものです。
今のPCは、ほとんどすべての操作をマウスだけでできますが、ショートカットキーを覚えることによって”マウスを操作するよりも素早く作業できる”というメリットがあります。
作業効率を上げることができるよ!
カッコイイね!
今回は、WindowsのPCで使える基本のショートカットと、MicrosoftOffice(Excel、Word、Powerpoint)の作業効率を上げるショートカットを中心に紹介します。
Windows10共通のショートカットキー
初めに、Windows10共通のショートカットキーの紹介です。
ショートカットキー | 割り当てられた操作 |
[Ctrl]+[C] | 選択した項目をコピーする |
[Ctrl]+[X] | 選択した項目を切り取る |
[Ctrl]+[V] | コピー/切り取りした項目を貼り付ける |
[Ctrl]+[Z] | 一つ前の操作を元に戻す |
[Ctrl]+[Y] | 元に戻した操作をやり直す |
[Ctrl]+[A] | ドキュメント内、もしくは画面内のすべての項目を選択する |
[Ctrl]+[P] | 印刷ダイアログを呼び出す |
[Ctrl]+[S] | 上書き保存する |
[Ctrl]+[Esc] | スタートメニューを開く |
[Alt]+[D] | 「フォルダアドレス」「URL(ホームページのアドレス)」を全選択 |
[Alt]+[Tab] | 開いているアプリを切り替える |
[Windowsキー]+[L] | PCをロックする |
[Windowsキー]+[D] | デスクトップを表示/非表示にする |
[F2] | 選択された項目の名前を変更する |
[F3]([Ctrl]+[F]) | 検索ウィンドウを表示する |
[F5]([Ctrl]+[R]) | 作業中のウィンドウを最新の状態にする |
[Esc] | 現在の作業を停止もしくは終了する |
[PrintScreen] | 画面全体のスクリーンショットを撮影し、クリップボードにコピーする |
これらのショートカットを覚えるだけで、作業効率が格段に上がります。
特に、[Windowsキー]+[L](PCをロックする)は仕事中にちょっと席を立ったりする時に便利ですし、[Windowsキー]+[D](デスクトップを表示/非表示にする)は、たくさん画面上にアプリを広げてしまったのを一旦きれいにしてデスクトップを確認したい時など、一つづつ全部ウィンドウを落とさなくて済むのでとても便利です。
ファンクションキー(Fキー)に割り付けられた機能
キーボードの上段にある、ファンクションキー(Fキー)。
ここにも、知っておくと便利な機能が割り付けられています。
特に、後半のキーに割り付けられた機能は使い始めると手放せなくなるかもしれません。
Fキー | 割り付けられた機能 |
F1 | ヘルプを起動する |
F2 | 選択された項目の名前を変更する |
F3 | 検索ウィンドウを表示する |
F4 | アドレスバーを表示する ※InternetExplorer、マイコンピュータ、エクスプローラー限定の機能 |
F5 | 更新(ブラウザ上では「再読み込み」) |
F6 | (日本語入力した文字について)ひらがなに変換 |
F7 | (日本語入力した文字について)カタカナに変換 |
F8 | (日本語入力した文字について)半角カタカナに変換 |
F9 | (日本語入力した文字について)アルファベットに変換 |
F10 | (日本語入力した文字について)半角アルファベットに変換 |
F11 | ウィンドウを全画面表示、全画面表示時は元のサイズに戻る |
F12 | 名前を付けて保存 ※MicrosoftOffice限定 |
Excelで使えるショートカットキー
続いて、Excelで使えるショートカットキーです。
Excelでの作業はキーボードを使って文字や数字を打ち込んだりすることが多いので、ショートカットキーを覚えるといちいちキーボードからマウスに持ち替える手間がなくなって作業が格段に効率化します。
ショートカットキー | 割り当てられた操作 |
[Ctrl]+[W] | ブックを閉じる |
[Ctrl]+[O] | ブックを開く |
[Ctrl]+[S] | ブックを上書き保存する |
[Ctrl]+[Home] | ワークシートの先頭に移動する |
[PageDown] | ワークシート内で 1 画面下にスクロールする |
[PageUp] | ワークシート内で 1 画面上にスクロールする |
[Ctrl]+[PageDown] | ブック内で次のシートに移動する |
[Ctrl]+[PageUp] | ブック内で前のシートに移動する |
[Alt]+[H]→[H] | 塗りつぶしの色を選ぶ |
[Alt]+[H]→[A]→[C] | セルの中を中央揃えにする |
[Alt]+[Enter] | 同じセルの中で改行する |
[Ctrl]+[1] | 「セルの書式設定」ダイアログを開く |
[Ctrl]+[;(セミコロン)] | 現在の日付を入力する |
[Ctrl]+[:(コロン)] | 現在の時刻を入力する |
[Ctrl]+[I] | テキストを斜体にする(または斜体の書式を削除する) |
[Ctrl]+[B] | テキストを太字にする(または太字の書式を削除する) |
[Ctrl]+[U] | テキストに下線を引く(または下線を削除する) |
[Ctrl]+[5] | テキストに取り消し線を引く(または取り消し線を削除する) |
[F12] | 「名前を付けて保存」ダイアログを表示する |
Excelで上記のショートカットキーを使えるようになると、本当に効率が上がることを実感できます。
特に、Excelで表を作ってプレゼン資料などに貼り付ける図表を作成したりするケースで、セルの中でテキストを折り返して表示したい時など、[Alt]+[Enter](同じセルの中で改行する)のショートカットキーは活躍すると思います!
Wordで使えるショートカットキー
Wordで使えるショートカットキーです。
Wordのショートカットキーにはアプリケーションそのものの操作の他に、テキスト書式の操作を効率化できるものが多いです。
ショートカットキー | 割り当てられた操作 |
[Ctrl]+[N] | 新規文書を作成する |
[Ctrl]+[W] | 文書を閉じる |
[Ctrl]+[O] | 文書を開く |
[Ctrl]+[S] | 文書を上書き保存する |
[Ctrl]+[Shift]+[C] | 選択範囲の書式をコピーする |
[Ctrl]+[Shift]+[V] | コピーした書式を貼り付ける |
[Ctrl]+[I] | テキストを斜体にする(または斜体の書式を削除する) |
[Ctrl]+[B] | テキストを太字にする(または太字の書式を削除する) |
[Ctrl]+[U] | テキストに下線を引く(または下線を削除する) |
[Ctrl]+[]] | フォントサイズを1ポイント大きくする |
[Ctrl]+[[] | フォントサイズを1ポイント小さくする |
[Ctrl]+[F2] | 印刷プレビューを表示する |
[Ctrl]+[Enter] | 改ページを挿入する |
[Ctrl]+[PageDown] | 次のページに移動する |
[Ctrl]+[PageUp] | 前のページに移動する |
[F12] | 「名前を付けて保存」ダイアログを表示する |
Wordのショートカットでは、フォントサイズの変更([Ctrl]+[]]、[Ctrl]+[[])と改ページの挿入([Ctrl]+[Enter])が特に便利ですね。
Powerpointで使えるショートカットキー
Powerpointで使えるショートカットキーです。
アプリ操作系は基本的にWord,Excelとできることはほぼ同じです。
ショートカットキー | 割り当てられた操作 |
[Ctrl]+[N] | 新規プレゼンテーションを作成する |
[Ctrl]+[W] | プレゼンテーションを閉じる |
[Ctrl]+[O] | プレゼンテーションを開く |
[Ctrl]+[S] | プレゼンテーションを上書き保存する |
[Ctrl]+[Shift]+[C] | 選択範囲の書式をコピーする |
[Ctrl]+[Shift]+[V] | コピーした書式を貼り付ける |
[Ctrl]+[I] | テキストを斜体にする(または斜体の書式を削除する) |
[Ctrl]+[B] | テキストを太字にする(または太字の書式を削除する) |
[Ctrl]+[U] | テキストに下線を引く(または下線を削除する) |
[Ctrl]+[]] | フォントサイズを1ポイント大きくする |
[Ctrl]+[[] | フォントサイズを1ポイント小さくする |
[F5] | 最初のページからスライドショーを開始する |
[Shift]+[F5] | 今のページからスライドショーを開始する |
[Esc] | スライドショーを終了する |
[PageDown] | 次のスライドに移動する |
[PageUp] | 前のスライドに移動する |
[F12] | 「名前を付けて保存」ダイアログを表示する |
Powerpointのショートカットキーでは、スライドショーの操作系が便利ですね。
プレゼン時に、マウスを動かして「スライドショーの開始」を選ぶのではなく、華麗に「F5キー」一発でプレゼン開始して”デキル人”を演出しちゃいましょう!
Windowsショートカットキーまとめ
今回の記事では、Windowsのショートカットキーについてまとめました。
今回紹介したショートカットキーは、
知ってさえいれば誰でも使えて、必ず効果がある”秘密兵器”です。
業務効率化や、DXとかいう言葉を聞くと途端に難しいことに聞こえてしまうかもしれませんが、実はショートカットキーのようなTipsだけで想像以上に仕事がラクになることもあります。
まずは簡単なところから、チャレンジしてみませんか。